« 講演会やります | トップページ | 名張にて推理劇 »

2005.10.30

障害者自立支援法なるもの

 すでにご存知の方もいらっしゃるでしょうが、障害者自立支援法なるものが成立しようとしています。
 それがどのような法律であるかは、このサイトで説明しています。トップページだけでも読んでみてください。
 その上で、考えてみてください。この法律が成立したら、日本がどのような世界になるかを。

 個人的には、かつて母親の介護をしてきた人間として、そして重い病と戦っている親戚がいる人間として、このような法律が罷り通る国になってほしくない、と思っています。

 自分は元気だから関係ない、身内に影響を被る人間もいないから大丈夫、と思っている方、介護が必要な状態というのは、いつ何どき自分の身に、あるいは身近なひとの身に起きても不思議ではないのです。
 そのとき、あなたの前にどのような現実が迫ってくるのか、想像してみてください。
 自立支援の名の許に、やむを得ず他者の補助が必要なひとたちを切り捨てるような政策を、少なくとも自分の生れた国が押し進めようとしていることに、とても恥ずかしい思いを抱きます。

|

« 講演会やります | トップページ | 名張にて推理劇 »

コメント

こういう法律をみると、昔のアニメを思い出します。
たしか「ガンダム」のギレン総帥とかが、
「弱者保護政策による国費の増大」云々が
「国家の弱体化」云々と聞いたときには、
悲しい気持ちになりました。  そして今・・・。
若い子には考えつかないでしょうけど、
自分の親そして自分自身のことを想像してみると、
恐ろしいことです。

投稿: ちえべ | 2005.10.31 19:24

「福祉国家」って言葉はもう死語なんだろか?
我が家にも公費で通院中の病人がいます。
この先どうなることやら

投稿: KEI | 2005.10.31 22:43

 世間では内閣改造人事一色に染まる中、障害者自立支援法が成立しました。
 テレビのニュース番組では、少なくとも僕が見ているかぎりにといてこのことを報道したのは以前から障害者の現場について追いかけていたフジテレビだけでした。
 今朝の新聞も(うちは中日新聞を取ってるんですが)、どこを探しても法案成立の記事か見つかりません。かわりに社会面で大きく報じられているのは、地元の有名高校の学生が学園祭の打ち上げて居酒屋に行き飲酒したという「事件」。んなもんは日常茶飯事のことだろうが。
 ともあれ、障害者自立支援法についてのマスコミの冷淡ぶりは、呆れ返るばかりです。もしかして報道管制でも敷かれてるのかと邪推してしまいたくなるくらい。
 でもきっと、そうじゃないんでしょうね。マスコミ自身が「こんなのニュースじゃないよ」と思ってるんでしょう。で、いつかこの法律のせいで人の命が絶たれるようなことがあったら、これ見よがしに「この法律には以前から問題点が指摘されていた」なんて報じるに違いない。

投稿: 太田忠司 | 2005.11.01 10:06

新聞の一面を見るたびに日本は平和なのかもしれないな-なんとなく思ってたけど・・・新聞記事って結局昔の「大本営発表」なのかもね(新聞社の人は「違う、自分らはちゃんと独自に「取材して書いてる」と言うだろけど)-とも思う今日この頃でありました。
あ、大本営なんて今の子は知らんかな?(実は自分もリアルでは知らん)

投稿: KEI | 2005.11.03 22:00

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 障害者自立支援法なるもの:

« 講演会やります | トップページ | 名張にて推理劇 »