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2004.03.06

徳間文芸賞贈呈式

 遊歩人に掲載する連作シリーズ「黄昏ホテル」僕の担当回の原稿ゲラをFAX。「黄昏ホテル」は様々な作家によって書かれる連作だけど、僕の原稿はe-NOVELSで販売している「休日探偵ムナカタ氏」ともリンクさせてみた。

 FAXした後上京のため家を出る。
 今回は大藪春彦賞、日本SF大賞、日本SF新人賞の三賞の授賞パーティ出席が目的。
 昼過ぎに東京に到着し、定宿にしているホテルにチェックインした後、会場である東京會舘へ。
 授賞式の前にSF作家クラブの総会。今回は少し長引いた。
 午後6時から授賞式開始。今年の受賞者は大藪春彦賞が垣根涼介氏の『ワイルド・ソウル』と笹本稜平氏の『太平洋の薔薇』、SF大賞が冲方丁氏の『マルドゥック・スクランブル』、SF新人賞が八杉将司氏の『夢見る猫は、宇宙に眠る』
 授賞式の後は食事をしつつ歓談。日記を読んでいるひとから体調を心配される。とりあえず今のところ、結石は静かにしているので、「まあ、大丈夫でしょう」と答えておく。希望的観測だよなあ。
 編集さんには仕事の遅れを謝りつつ、面識のある作家さんと旧交を温める。久しぶりに津原泰水さんに会えたのは嬉しかった。元気そうでなにより。
 パーティ終了後はSF方面の二次会へ。サイレントヒル仲間の小谷真理さんからサイレントヒル4が発売されるというニュースを仕入れる。
 今回、何人かの作家さんが『黄金蝶ひとり』をとても面白がってくれていることを知り、とても嬉しかった。同業者に評価されるというのは、格別なものがある。
 11時すぎに二次会もお開き。まっすぐホテルに戻って寝る。

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