母、永眠
7月8日午前4時45分、母が亡くなりました。
直接の死因は敗血症ですが、数年前から心臓を患っており、加えて肺炎を起こして入院加療中でした。
基礎体力のある強いひとでしたが、MRSAには勝てなかったようです。
73歳。ちょっと、早かったです。
急なことだったので親しい作家さんと一部の出版社関係のひとにしか通知する余裕がありませんでしたが、古くから付き合いのある編集さんに力添えをいただいて、ある程度のところには通知していただけました。多くの出版社や作家さんから弔電、献花をいただきました。また通夜や葬儀のときには出版社や作家のかたにも遠くからおいでいただきまして、感激いたしました。あらためてお礼させていただきますが、まずはこの場でお礼申し上げます。ありがとうございました。
名古屋オフのメンバーからも弔問、弔電をいただきました。ありがとうごさいました。
最後の頃は痩せて痛々しいほどでしたが、最後の最後で薬の副作用なのかむくみが生じ、これが逆に皺を取ってくれて死に顔を若々しく、穏やかにしてくれました。死化粧を施した顔は10年以上も前の母のものでした。
通夜の席には無理を言ってパフとモモを斎場まで連れていきました。母が入院中ずっと会いたがっていたのに、それが果たせませんでしたので。犬たちは見知らぬ場所血連れ出され興奮してしまって大変でしたが、最後に会わせることができてよかったです。
いたらない喪主でしたが、嫁さんや妹や弟、その家族のみんなの力を借りて、なんとか乗り切ることができました。
今、お骨と一緒に帰ってきたところです。これからもまだやることは山のようにありますが、とりあえずはホッとしています。
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コメント
お疲れ様です。
数年前に、自分の母もMRSAで死に掛けましたが、
なんとか一命を取りとめ、太田さんの作品も読めています。
…なかなかかける言葉が浮かびませんね。
シンプルに、
ご冥福をお祈りいたします。
肉親の死は辛いですね。
投稿: tuchi | 2004.07.10 18:07
お母様のご冥福をお祈りいたします。
各手続き等まだ残ってみえるでしょう。
お体には十分気をつけて下さいませ。
投稿: おさる | 2004.07.12 09:46
お悔やみ申し上げます。
葬儀などでいろいろとお疲れの事と思います。
「ゆっくりと」はできないでしょうが、
あまり無理はされないように。
投稿: ちえべ | 2004.07.12 19:11
お母上様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。
何かと忙しくなりますが、心の整理がつくのも時間がかかると思います。
ご自愛ください。
投稿: コノミ | 2004.07.12 20:47
皆様、ありがとうございます。
人が死ぬとこんなにもいろいろなことが一気に押し寄せてくるのかと茫然としてしまう毎日です。我が家には仏壇も墓もないので、さらに大変。
でも、体を壊さないようにしながら、頑張っています。
不思議なもので、母親の遺骨が置かれている部屋に行き、線香に火を灯してぼーっとしているときだけ、心が落ち着きます。
投稿: 太田忠司 | 2004.07.13 18:36
久々にホームページを覗かせてもらいました。お母様の訃報を知りました。心よりお悔やみ申し上げます。
投稿: ひらい | 2004.07.20 14:02
ひらいさん、ありがとうございます。
やっと落ち着いてきたところです。本当に寂しくなるのは、これからなのかもしれませんけど。
投稿: 太田忠司 | 2004.07.21 23:20