仏壇開き
我が家にお仏壇が入りました。
仏壇というのは、ただ買ってくればいいというものではなく、開眼法要というものを営まなければなりません。御本尊をお迎えして先祖の位牌を祀る、いわゆる仏壇開きというものです。
仏壇の御本尊(曹洞宗なのでお釈迦様の木像、そして道元、瑩山の両宗祖の掛軸)に御飯、茶湯、仏花、上用饅頭をお供えし、さらに山、海、陸の御供え(椎茸、昆布、季節の野菜果物など)、そして霊供膳といって小さな食器に御飯や味噌汁、煮物、漬け物といった精進料理を入れてお供えします。そしてお坊様をお迎えし、法要を営んでいただくわけです。
供物の数からして、かなり大変なことはわかってもらえそうですよね。ほんと、てんやわんやでしたわ。
何度も書いているように今まで仏様と生活を共にしたことがないので、何から何まで初体験。買い物やら掃除やら、とにかく慌ただしかったです。
それでも妹や嫁さんのお母さんにも参列していただいて、なんとか無事に済ませることができました。お坊様の話では、これから御本尊様が我が家の守り仏となり、仏壇があの世とこの世の架け橋になるとのこと。つまり仏壇がどこでもドアでお釈迦様がドラえもんってことですか(仏罰当たりそうなこと言ってるな)。
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コメント
仏壇開き…
自宅に、生まれた時から仏壇が有ったため、知りませんでした。
神棚と仏壇の位置関係にイロイロあるのは知ってたんですが…
あと昔の便所を潰す時に神主さんを呼んでお払いしてもらったりとか、余計なことは経験済みなんですが。
投稿: tuchi | 2004.08.01 18:26
仏壇開きなんて一生に一度経験するかどうかって行事ですからね。
投稿: 太田忠司 | 2004.08.02 08:52