『月読』脱稿
ついに、ついに書き下ろし長編『月読(つくよみ)』を脱稿しました。
660枚という分量は、一般的に見ればたいしたことのない長さでしょうが、僕にとっては最長記録です(実際のところ『銀扇座事件』が上下巻で700枚あるんですが、あれは、まあ……ね)。
足かけ5年という執筆期間も、僕にとっては最長記録。昔の日記を読み返すと、『月読』について書いてるのは愚痴と弱音ばかり。正直な話、完成するとは思えなかったです。
これも二代にわたって根気強く待ち続けてくださった担当編集の方のおかげです。本当にありがとうございました……って、まだ読んでもらってないから、本にしてもらえるかどうかわからないんですけどね。
ともあれ、原稿のファイルを編集さんにメール送信して、今はほっとひと安心しているところ。
一息ついたら、次は……あれか。
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