本当のガーデナーになれない理由
秋植えの季節も終盤です。春に花壇を花盛りにするためには、今のうちに苗や球根を植え込んでおかなければなりません。
しかし花壇では、ごらんのようにマリーゴールドがまだ花をいっぱい咲かせています。これから開くであろう花芽もあります。で、躊躇してしまうのですね。まだに処分できないでいる。
こういうとき、本当のガーデナー(園芸家)は躊躇することなくマリーゴールドを引き抜き、花壇を一掃するのでしょう。今植え替えないと、春の花壇を整えることができませんから。
庭を常に美しく保つためには花に対する愛情は欠かせません。しかしその愛情は、ある意味、家畜の牛や豚、鶏に対する愛情と同じようなものかもしれません。そんな気がします。
時がくれば非情に徹することのできる愛情。それを持ち合わせていない僕は、本当のガーデナーにはなれないような気がします。
そう言えば僕、剪定もできないんだよなあ。伸ばしっぱなし。だからこのマリーゴールドも、全体の姿がだらしなくなってしまっている。優しいとか、そういうことではない。つまり決断力がないんです。やっぱり花を育てるのには向いてないのかなあ。
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