『さよならの殺人1980』届く
大掃除の最中、宅配便で『さよならの殺人1980』文庫版の見本が届きました。
ホームページにカバー画像をアップしておきましたが、青春小説風のいいカバーになっています。
来年1月の中旬頃には書店に並ぶでしょう。
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大掃除の最中、宅配便で『さよならの殺人1980』文庫版の見本が届きました。
ホームページにカバー画像をアップしておきましたが、青春小説風のいいカバーになっています。
来年1月の中旬頃には書店に並ぶでしょう。
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ふたりでローストチキンまるまる一羽ってのはきついし、やっぱりクリスマスにはケーキを食べたいし……ってことで、今年は骨付きもも肉のみ。そのかわり、小さいながらもイチゴたっぷりなホールタイプのクリスマスケーキを買いました。
それにテリーヌの盛り合わせとミネストローネスープというメニュー。お酒はまだ売れ残っていたボジョレーヌーボー。軽くて飲みやすくて、好きです。とっても安いし。
今年はチキンを焼くのも嫁さんに任せてしまった。楽ではあるけど、やっぱり丸鶏をこんがりと焼いてみたい気持ちもふつふつと。来年は、どうしようかなあ。
ところで急に寒くなったせいか、今週に入って鼻炎がひどくなりました。頭がぼーっとして何も考えられず、原稿が全然書けません。この日記を書くのも四苦八苦。辛いなあ……。
耳鼻科に行ったら、結構混んでました。みんなやっぱり、やられているのかな。
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サスペリアミステリー2月号が届きました。大塚あきらさん作画『神影荘奇談 解決編』が掲載されています。
この作品、コミックにしたことでビジュアル的に映えましたね。素晴らしい出来でした。
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年に一度のイベント、ステーキ家でのクリスマスディナーに行ってきました。
今年のメニューはサーモンの昆布締め粒マスタードソース、フォンドヴォーで固めた茸のテリーヌ、箸で食べるチーズフォンデュいろいろ、ブロッコリーとジャガ芋のスープ、伊勢海老のテルミドール、自家製ジンジャーエール、ローストビーフ、大根のマリネレモン風味、そしてこの時期にしか作らないハヤシライスにデザート、コーヒーといったラインナップ。どれもとても美味しゅうございました。サーモンの昆布締めに乗せられていた昆布の唐揚げがかりかりとしていて食感が最高。自家製ジンジャーエールも口直しとしてとても効いていました。飲み物はスペインのスパークリングワインをハーフボトルでもらって夫婦で飲み、後は日本酒をグラス一杯。これだけで心臓アップアップになってしまったのは、ちと情けなかった。最近心肺能力が落ちてるかなあ。
お店は常連客で満杯。リピーターがとても多いんだよね、ここ。
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『月読』の再校ゲラを引き取りに編集さんが名古屋まで来てくれました。
喫茶店で校正箇所をチェックしてもらい、引っかかるところはその場で修正。さくさくと作業は終わりました。これで校了、あとは本になるのを待つばかり。1月25日頃には店頭に並ぶでしょう、とのこと。
手直しが多かったので、結局700枚くらいになりました。現在までのところ本格ミステリマスターズ史上最長を記録。この仕事を受けたとき「みんな長いの書くんでしょうね。でも僕は短いのしか書けませんから」なんて言ってたのに、結果は全然逆じゃん。
巻末のインタビューや解説のゲラもみせていただきました。つずみ綾さんの太田忠司論は太田作品のガイドブックとしても素晴らしいものでした。こういう文章を書いてもらえて、本当に嬉しい。
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僕の作品が収録されたアンソロジーが二冊届きました。
まずひとつは講談社文庫『紅い悪夢の夏』
以前講談社ノベルズで刊行された『本格ミステリ01』を二分冊にして文庫化したものです。
霞田兄妹シリーズの短編『四角い悪夢』(『ベネチアングラスの謎』収録)が収められています。
もう一冊は海外から。以前に紹介したイタリアの幻想小説アンソロジー『ALIA』の第二巻です。
英米、イタリア、日本の幻想小説短編が収録されています。
日本人作家は浅暮三文、早見裕司、飯野文彦、井上雅彦、篠田真由美、津原泰水の各氏と太田忠司。
僕の作品は『悪夢が嗤う瞬間』に収めた『硝子の家』と『シンボル・ツリー』が収録されています。
作家や作品紹介、として本文ももちろんイタリア語。語学に自信のある方、イタリア語の勉強をしてみたい方、イタリア人の方、よかったら読んでみてください。
僕も自分の書いたものがイタリア語でどう翻訳されているのか、そして自分のことがどう紹介されているのか興味津々で読んでみようとしたんですが……やっぱり駄目でした。僕の紹介にFukada KyokoとかKitano Takeshiとか書いてあるのはなぜなのか、すごく知りたいんだけど(たぶん、北野武監督の「ドールズ」に出演していた深田恭子主演で『新宿少年探偵団』が映画化された……とか書かれていると思うんだけど)。
ALIAのサイトはこちらです。まだ日本語のページは制作途中のようですが、購入方法はイタリア語のページでもなんとかわかると思います。
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自分の怪獣映画、特にゴジラ映画に対する評価は思いっきりバイアスがかかっていて、映画としてどんなにダメであっても、ゴジラさえ動いていればそれでOKと思ってしまう、ということは重々承知。その上であえて言います。こいつぁ面白い!
北村龍平監督は僕より十歳若い。ってことは多分「東宝チャンピオンまつり」でゴジラ映画を観たのではないかと思います。夏休みや冬休みの時期、ゴジラ映画に「アタックNo.1」や「みなしごハッチ」といったアニメをくっつけて子供たちを映画館に呼び寄せた企画のことです。この頃に制作されたゴジラ映画はお子様向けとしてかなり特化してしまった作品ばかりで、公害を扱って結果的に大異色作となった「ゴジラ対ヘドラ」以外は、これまでの「心あるゴジラファン」には低い評価しか受けてきませんでした。僕自身「ゴジラ対メガロ」で「こりゃダメだ」とサジを投げ、以後は見にいかなくなったくらいです。映画も頭打ちになったのか、1975年の「メカゴジラの逆襲」でゴジラ映画は一旦打ち切りとなりました。
1984年にゴジラ映画は復活するのですが、以後の作品は基本的に第二作「ゴジラの逆襲」のリメイクという形を取っています。1954年に一度ゴジラが出現し、オキシジェンデストロイヤーによって殲滅された、という設定で、二頭目のゴジラが現れる、というのが物語の流れ。つまり、第三作「キングコング対ゴジラ」以降「メカゴジラの逆襲」までのゴジラ映画は「なかったこと」にされているわけですね。
しかし今回の「ゴジラ FINAL WARS」は、その流れに真っ向から異を唱えたかのように、チャンピオンまつりで登場した怪獣たち、ヘドラ、キングシーサー、ガイガンなどを登場させ、世界中で大暴れさせます。これは「怪獣大戦争」か「怪獣総進撃」のリメイクといってもいいでしょうね。
その北村監督の作風は、よく言えば豪快、悪く言えば乱暴。とにかくハチャメチャです。海底軍艦や妖星ゴラスといったゴジラ以外の東宝特撮映画だけでなく、「マトリックス」やら「スターウォーズ」やらを明らかに元ネタのわかる形で盛り込み、文字どおりおもちゃ箱をぶちまけたような映画に仕上げています。あまりにあからさまなので、観ていて笑ってしまうくらい。でもこの笑い、嘲笑ではありません。ほとんどリスペクトの気分です。ここまでやってくれるなら、文句は言わないよって感じ。
人間の役者のほうは、ドン・フライが意外にいい味を出してました。でも出色はやはりX星人を演じた北村一輝でしょう。眼が完全にイッちゃってます。すごすぎ。最優秀助演賞もの。おまけに最優秀台詞賞もあげちゃおう。ゴジラがハリウッド版GODZILLAを秒殺したときの悔し紛れの一言「ちっ、やっぱマグロばっかり食ってる奴はダメだ」に決定。
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毎年恒例、名古屋のメンバーによる忘年会オフ。今年は味噌鍋をつつきながらの一年総決算となりました。
これも恒例となったプレゼント交換は、今年の幹事である未読王さんの提案で手持ちの本の交換に変更。あみだくじで相手が決まるのは例年どおり。僕が持っていったのは、 ほんまりう作画/古山寛原作のコミック『漱石事件簿』。夏目漱石を狂言回しにして南方熊楠、コナン・ドイル、森鴎外といった著名人が続々登場するミステリコミックです。これは隣のおさるさんに渡りました。僕のほうが当てたのは、ゆーたんさんが持ってきた若竹七海さんを2冊。実は読んでいなかった本なので、ラッキーでした。
例年、このあみだくじで幹事が持ってきたプレゼントを引き当てた人が翌年の幹事をすることに決まっているんですが、今年の幹事未読王さんが持ってきたのはボアロー、ナルスジャックの『私のすべては一人の男』 。名前は知ってるけど見たことも読んだこともない作品です。古書としての価値も結構あるらしい。しかしそれを引き当てたのは王様に勝るとも劣らない古書者のぽかぽかさんで、当然ながら嬉しくも何ともない様子。「あー、これ2冊も持ってるよお。誰かほしい人がいたらあげるよお。幹事付きで」と言ったんですが、誰も応じる者はいない。僕も本はとても欲しかったんだけど、幹事役を引き受けるほどでは……と尻込みしてしまいました。そしたら「いいよ、本は太田さんにあげるよ」だって。やっほー!
この店がお開きになった後は、毎年お馴染みの店で二次会。ここで大矢博子さんと仕事の話を少し。大矢さんも、いっぱしのライターさんだね。
三次会は例年どおりホテルのラウンジでコーヒー。いろいろと濃い話やプライベートな話をして、終わったのが午前一時過ぎ。毎度のことながら、喋りすぎて喉が痛いです。
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12月ということで、日記のデザインもクリスマス仕様にしてみました。
ところどころ気に入らない箇所はあるんだけど、無料モードだと細かい設定ができないんだよね。
ま、しかたないか。
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王道的ボーイ・ミーツ・ガール物語ハッピーエンディング仕様の映画でした。
控えめで自分の自信のないソフィーが、魔法でお婆ちゃんになってからいきなり世知に長けたやり手婆になるところが面白い。これも歳を取るといいことのひとつかな。
ソフィーは18歳から90歳まで、容貌がシーンごとに目まぐるしく変わるんだけど、これはその場面場面でのソフィーの心の有り様とシンクロしてるんでしょうね。声を当てていた倍賞千恵子の演技が光ってました。
声優キムタクにも問題なし。とても自然。ただ肝心のハウルがなあ……美形だけど臆病で気が小さいというキャラのはずなのに、全編においてかっこよすぎる。これでは後半のソフィーの活躍が生きてこないんだけど。
まあ、何をやらせてもかっこよくなってしまうって点もキムタク的ではありますが。
ちなみに僕と嫁さんにはヒンがツボでした。短足でテケテケ歩く犬。持ち上げると意外なくらい重いってところまで、そっくりですわ。
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