忘年会オフ
毎年恒例、名古屋のメンバーによる忘年会オフ。今年は味噌鍋をつつきながらの一年総決算となりました。
これも恒例となったプレゼント交換は、今年の幹事である未読王さんの提案で手持ちの本の交換に変更。あみだくじで相手が決まるのは例年どおり。僕が持っていったのは、 ほんまりう作画/古山寛原作のコミック『漱石事件簿』。夏目漱石を狂言回しにして南方熊楠、コナン・ドイル、森鴎外といった著名人が続々登場するミステリコミックです。これは隣のおさるさんに渡りました。僕のほうが当てたのは、ゆーたんさんが持ってきた若竹七海さんを2冊。実は読んでいなかった本なので、ラッキーでした。
例年、このあみだくじで幹事が持ってきたプレゼントを引き当てた人が翌年の幹事をすることに決まっているんですが、今年の幹事未読王さんが持ってきたのはボアロー、ナルスジャックの『私のすべては一人の男』 。名前は知ってるけど見たことも読んだこともない作品です。古書としての価値も結構あるらしい。しかしそれを引き当てたのは王様に勝るとも劣らない古書者のぽかぽかさんで、当然ながら嬉しくも何ともない様子。「あー、これ2冊も持ってるよお。誰かほしい人がいたらあげるよお。幹事付きで」と言ったんですが、誰も応じる者はいない。僕も本はとても欲しかったんだけど、幹事役を引き受けるほどでは……と尻込みしてしまいました。そしたら「いいよ、本は太田さんにあげるよ」だって。やっほー!
この店がお開きになった後は、毎年お馴染みの店で二次会。ここで大矢博子さんと仕事の話を少し。大矢さんも、いっぱしのライターさんだね。
三次会は例年どおりホテルのラウンジでコーヒー。いろいろと濃い話やプライベートな話をして、終わったのが午前一時過ぎ。毎度のことながら、喋りすぎて喉が痛いです。
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コメント
太田先生、お猿さんじゃなくて
私です。
若竹さんの本、持て来たのは・・・(泣)
投稿: ゆーたん | 2004.12.07 07:07
はじめての忘年会オフでしたが、いつもどおりの
楽しさでした。ありがとうございました。
その場では、気付いていなかったのですが
3人でぐるっと交換したことになっていたのですね。
「漱石事件簿」おもしろかったです。
特に、熊楠さんが"ツボ"でした。
投稿: おさる | 2004.12.07 09:03
>ゆーたん さん
すみません。書き間違っておりました。今、修正いたしました。
若竹さんの本、たまっている本が消化できたら読ませていただきますね。
投稿: 太田忠司 | 2004.12.07 09:10
>おさるさん
熊楠のキャラ、絶品でしょ。実際の彼もやっぱり破天荒な人間だったらしいですよ。
投稿: 太田忠司 | 2004.12.07 09:12