アンソロジー二冊
僕の作品が収録されたアンソロジーが二冊届きました。
まずひとつは講談社文庫『紅い悪夢の夏』
以前講談社ノベルズで刊行された『本格ミステリ01』を二分冊にして文庫化したものです。
霞田兄妹シリーズの短編『四角い悪夢』(『ベネチアングラスの謎』収録)が収められています。
もう一冊は海外から。以前に紹介したイタリアの幻想小説アンソロジー『ALIA』の第二巻です。
英米、イタリア、日本の幻想小説短編が収録されています。
日本人作家は浅暮三文、早見裕司、飯野文彦、井上雅彦、篠田真由美、津原泰水の各氏と太田忠司。
僕の作品は『悪夢が嗤う瞬間』に収めた『硝子の家』と『シンボル・ツリー』が収録されています。
作家や作品紹介、として本文ももちろんイタリア語。語学に自信のある方、イタリア語の勉強をしてみたい方、イタリア人の方、よかったら読んでみてください。
僕も自分の書いたものがイタリア語でどう翻訳されているのか、そして自分のことがどう紹介されているのか興味津々で読んでみようとしたんですが……やっぱり駄目でした。僕の紹介にFukada KyokoとかKitano Takeshiとか書いてあるのはなぜなのか、すごく知りたいんだけど(たぶん、北野武監督の「ドールズ」に出演していた深田恭子主演で『新宿少年探偵団』が映画化された……とか書かれていると思うんだけど)。
ALIAのサイトはこちらです。まだ日本語のページは制作途中のようですが、購入方法はイタリア語のページでもなんとかわかると思います。
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