シュールな勘違い
大矢博子さんのサイトの隠し日記で、この日記のことが触れられていました。
4月21日の「インパチェンスの苗が届いた」で「苗」を「笛」と読み間違えたことから始まる誤解の顛末が書かれてるんですが、これがもう抱腹絶倒。「苗」が「笛」になるだけでここまでシュールな妄想が湧いてくるとは。大矢さん、ある意味天才。
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大矢博子さんのサイトの隠し日記で、この日記のことが触れられていました。
4月21日の「インパチェンスの苗が届いた」で「苗」を「笛」と読み間違えたことから始まる誤解の顛末が書かれてるんですが、これがもう抱腹絶倒。「苗」が「笛」になるだけでここまでシュールな妄想が湧いてくるとは。大矢さん、ある意味天才。
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ニッセンの通販で注文したマーガレットの苗が届く。
早速植え込みを、と添付されてきた栽培ガイドを見ると、マーガレットは10号鉢に3株植えろと書いてある。
10号鉢? そりゃでかいよ。直径30センチ以上あるじゃん。
しかも届いた苗は全部で12株。(同じ種類の者が3株ずつ×4種)つまり鉢四つ分。そんなの玄関先に置けやしない。
熟考の末、ふたまわり小さい8号鉢を四つ購入して、ひとつの鉢に二株ずつ植えることにしました。こうすると1株ずつ余ってしまうんだけど、致し方ない。余った株は家の東側に放置しておいたプランターに植えました。
これでこの前植え付けたインパチェンスと共に夏の玄関先が美しく彩られるはず。うまくいけば、だけどね。
夜は嫁さんとアレグリア2を観に行きました。
シルク・ドゥ・ソレイユの公演を観るのは「キダム」「サルティンバンコ」と続いてこれが三度目なんだけど、いやまあ、今回も心底驚き感動し楽しめました。
サーカスというより、サーカスの芸を基本とした舞台芸術ですね。人間の体とはかくも美しく躍動するものなのかと。
開演前から客席に入り込んで客たちを弄るクラウンも楽しい。ものクラウンが演じた「すのー・ストーム」という演目は、ある意味他のどの演目よりも観客の度肝を抜きますね。あの瞬間、僕は紛れもなく吹雪の真っ只中に居りました。
そして今回は音楽も秀逸。思わず売店でサントラCDを買ってしまいました。
一度もシルク・ドゥ・ソレイユの公演を観たことがない方、もし機会があったら観に行ってください。たぶん観る前と観た後では、世界が変わって見えるはずです。それくらい素晴らしい。
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サスペリアミステリー6月号(秋田書店)が届きました。
狩野俊介シリーズの短編『家族のための旋律』のコミックが掲載されています。
作画はいつもどおり大塚あきらさん。『狩野俊介の事件簿』に収録された作品の中でも、一番「痛い」お話です。読んでみると心がヒリヒリしてきます。
今回冒頭の俊介君とジャンヌのカラーイラストが、いい雰囲気だなあ。
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角川書店のミステリ・アンソロジー『赤に捧げる殺意』の見本が届きました。
スニーカー文庫のミステリ倶楽部に収録されていた作品を再編集してソフトカバー版で出したものです。僕の作品は狩野俊介ものの短編『神影荘奇談』が収録されています。
この作品、徳間以外の出版社で初めて俊介君を書いたものですが、後にコミック化されたりと結構出番が多い作品となりました。
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当方のメールソフトの設定ミスで、表題時間の間メールの受け取りができなくなっていました。もしこの時間内にメールをされている方がいらっしゃいましたら、まことに申しわけありませんが再度お送りいただけませんでしょうか。
スパムメールを受信拒否しようとして、なぜかスパムとして設定したもの以外を受信拒否する設定にしてしまっておりました。なんと愚かな……。
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タキイの通販で注文したインパチェンスの苗が届きました。
インパチェンスは陽が当たらない場所でも育つので(むしろ夏は直射日光に当てないほうが良い)、我が家の北向きの玄関には最適なんです。 花屋でも普通に売られているものだけど、今年はちょっと変わった種類を育ててみたくて、チーキーという小花を咲かす種類を注文してみました。
一重咲きと八重咲きを合せて16苗。ちょっと多いと思ったけど8苗が1セットなのでしかたがなかったんですが、届いたのを見てみると、どう考えても18苗ある。中に説明文が入っていて、注文した花色の苗が一種類だけ生育させられなくて売り物にならなかったため、他のもので代用させていただきますとのこと。サービスで入れてくれたわけですね。良心的だとは思うけど、まいったなあ、鉢を新たに買ってこないと植えきれない。
それと、玄関のプランターに植えているプリムラとパンジーがまだ元気なのも、ちょっと問題。正しいガーデナーは躊躇することなく古い花を捨てて新しい苗を植えるのでしょうけど、僕はそれができないんですよねえ。花が枯れちまったのならともかく、まだ盛りのものを捨ててしまう勇気がない。どうしようかなあ……。
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お義母さんから鑑賞券をいただいたので「御園座創立百十周年記念 陽春花形歌舞伎」を観に御園座へ行きました。
御園座といえば名古屋でも有名な劇場なんですが、じつは初体験です。歌舞伎も初めて。
入ってみてまずびっくりしたのは、まるで空港の免税店か市のように店が軒を連ねているところ。土産物や小物、食品に至るまでその商品の豊富さに驚きます。ほんとうにここ劇場なのか? 試食販売なんかもしてるし。
ぶらぶらと眺めて歩いていると、隠れた名古屋名物として名の高い御園座アイス最中の店があったので、これは一度ためしてみなければと抹茶アイスを買いました。その場で最中皮に詰めてくれるので皮はパリパリ、アイスは程よい甘さで上品。いやもう、生まれてこのかたこんなに美味しいアイス最中は食べたことがない。これが食べられるだけでも御園座に来てよかったと思いましたよ。
さて肝心の歌舞伎ですが、今回は「双蝶々曲輪日記 引窓」「道元の月」「お祭り」の三作。
「双蝶々曲輪日記 引窓」は江戸時代からあるお芝居。故あって人を殺めた相撲取り濡髪が、捕縛されるまえに一目母親に会おうと淀川べりの里にやってくる。母のお幸は義理の息子与兵衛と女房お早と静かに暮らしていた。折しも与兵衛は村代官の役を仰せつけられ意気揚々と帰ってくるが、その初仕事というのが濡髪を捕縛することであった……という話。やってきた濡髪を逃がすか、捕まえるか、母親と実の息子、そして義理の息子とその妻の互いに労りあう気持ちと義理と矜持が絡み合い、一場の中で物語が二転三転としていきます。これはすごい。歌舞伎ってこんな心理劇だったんだ。思わず舞台に引き込まれてしまいました。役者の所作も大仰ながら心理描写のひとつとしてとても的確だったし、これは古典なんてもんじゃない、優れた演劇でありましたよ。中でも与兵衛を演じた中村橋之助がじつにいい。ファンになりました。
お義母さんに「イヤホンガイドを利用したほうがいい」と言われてそのとおりに借りたんですが、これは正解でしたね。場面場面で的確な解説をしてくれたので、古典に馴染みのない人でも舞台が楽しめるようになってます。
打って変わって「道元の月」は立松和平原作の新作で曹洞宗の開祖道元のお話。永平寺で弟子たちと修行を積んでいる道元が、時の執権北条時頼に請われて鎌倉にやってくる。権力闘争と血みどろの戦に疲れ、いつかは自らも滅びるのではないかと不安に苛まれてる時頼は道元に救いを求めるのだけど、道元は一言「すべてを捨てなさい」と言う。執権の地位を捨て栄誉も家族も捨て、ただ座禅をして悟りを開けと。
これはまあ曹洞宗のプロパガンダ演劇ですね。うちも一応曹洞宗で道元というひとは好きなんだけど、この話にはちょっと疑問を持ちました。たしかにすべてを捨てて座禅を組めば迷いは消えるだろうけどさ、すべての人間が自分の仕事を捨てて修行始めたら、世の中が成り立たなくなるじゃん。僧が修行三昧の暮らしができるのも、それを直接間接に支えている人々の仕事があってこそなんだし。芝居の最初のほうで典座(食事の支度)をしている僧が「衣食住すべての行いが修行である」と言ってたので、ならば執権もまた修行であると言うのかと思ったんだけど。
ただ道元役の板東三津五郎と時頼役の橋之助は、やはりいい。品のある素敵な演技でした。
最後の「お祭り」は板東流家元でもある三津五郎の踊り。これはもう派手やかで美しくてうっとりするような舞踊でした。上質のエンターテインメントでしたよ。
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前日夜からラジオ局で用意してくれた静岡のホテルに宿泊。びっくりするくらい豪華なホテルの最上階、とても広い部屋だったので恐縮してしまいました。同じ階にバーラウンジもあったんですが、翌日が早いので飲みにいくこともせず、早々にベッドに入りました。
翌朝5時に起床。シャワー浴びて気を引き締め、タクシーで静岡放送へ。エレベーターで6階に上がると、扉が開いたとたんに女性と鉢合わせ。そのかたが僕に出演依頼のメールをくれた制作部のMさんでした。
早速番組の流れについてレクチャーを受け、僕が出演するコーナーの確認。7時から8時までの間に何度か顔を出す、いや声を出す程度なんですが、台本があるわけもなくぶっつけ本番です。
この後、録音ブースに入りアナウンサーの鈴木通代さんと対面。凛として清楚な方でした。僕は鈴木さんと差し向かいの椅子に着席。いよいよ本番です。
僕が話したのは名古屋の喫茶店文化と名古屋人気質。この前「遊歩人」に書いたエッセイに沿ったものでした。参考資料にと持っていった「どえりゃ~!!名古屋モーニング」という名古屋の喫茶店モーニングサービスについて特集したムックを持参していったので、小倉トーストやあんかけスパに馴染みのない鈴木さんにイメージを伝えるのも比較的簡単でした。ただ名古屋の特殊性について話をしようとしても、何か特殊なのか今一つわからないところで苦労しましたね。名古屋じゃ普通なことが、じつは他の地方では通じなかったりする。しかもそのことに名古屋の中にいる人間はほとんど気づいてないですから。僕だって昔は全国の喫茶店でモーニングサービスすがあると思ってたもの。小倉トーストだって日本中にあると思ってたし。でも鈴木さんがうまく話題をリードしてくれたので、途中で絶句して放送事故になったり名古屋人の恥さらしとなって家に帰れなくなったりするような失態だけはせずに済みました。
他にも小学生の作文朗読のコーナーでコメントをしたり、新刊である『ミステリなふたり』の宣伝もさせてもらったりしながら、なんとか放送終了。しかし仕事がもうひとつ。次回放送のときに前回のゲストが番組冒頭のキャッチを言う、というのが番組のスタイルになっているとかで、僕も次回用のキャッチの録音をしたんです。「名古屋在住のミステリー作家太田忠司です。…………(この間はアドリブで入れてくれって)……では7時台のスタートです」というような台本(ていうか走り書き)を渡され、小さな録音ブースに入れられてMさんからキューを出される。かなりパニくりましたが、それでもなんとか2テイク目でOKがでました。「……」の部分には、たしか「名古屋はとてもいい街です。一度遊びにきてください」とかなんとか言ったと思う。
その後、15分ほどの休憩の間にとる朝食を僕もいただき、その後タクシーを呼んでもらって静岡駅へ。やっと終わりました。ふーっ。
新幹線で名古屋に到着後、昼食はあんかけスパ。なんか急に名古屋グルメが食べたくなった。その後、午後から名古屋駅で東京からやってきた編集さんと打ち合わせ。なんだか売れっ子みたいなスケジュールでありましたよ。
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嫁さんとデ・ラ・ファンタジアへ行く。万博関連の施設に初めて足を踏み入れました。
一番目立つのはポケパーク。というかポケパーク以外はほとんど閑散としている。平日午後だからかもしれないけど、なんだか○○ランドとか遊園地○○あたりに行ったときのうら寂しさを思い出しましたよ。それにしてもポケモンって息が長いね。
僕らの目的はしかしポケモンじゃなくて手塚治虫のCOSMO ZONE THEATER。「世界最多・500万個の星空を映し出すスーパープラネタリウム」というのを観に行ったのです。ここもかなり空いてましたね。
うん、プラネタリウムはとても素晴らしかった。満点の星空ってこういうものだったのか。これが観られただけで満足です。ただ……その星空をバックにして映し出された映像は、正直言ってつまらなかった。手塚作品のあれこれをコラージュしながら「かけがえのない地球を守ろう」というメッセージが流されるんだけど、そういうのってさ、もう耳にタコなわけですよ。30年以上前、僕が子供だった頃から同じ言葉、同じトーンで言い続けられている。でもさ、それでも地球は疲弊して汚れて壊れつつあるんだよね。もうその程度のメッセージを垂れ流すだけじゃ何の解決にもならないってことは、わかりきってるわけ。もしも本当に「ガラスの地球を救え」と言うのであれば、その先のビジョンを映し出してよ。昔の空はきれいだった。昔の水は澄んでいた、なんてこと言ってたって意味ないの。
愛・地球博(ああ、恥ずかしいネーミングだ)にはまだ行ってないし、行くかどうかも決めかねているんだけど(押井守さんプロデュースのパビリオンは観てみたい)、たぶん向こうも、同じようなメッセージを垂れ流しているんだろうなと思うと気持ちがメゲますね。
僕は万博をするなら、当初の計画どおり海上の森で開くべきだったと思う。あの自然を傷つけることなく、その上で人間が共存していけるようなモデルケースを作ってみせるべきだった。それこそが自然の叡知と人間の叡知の真っ当なコラボレーションであって、それを世界中にアピールすることができたなら、僕も愛知県民であることに誇りを持てたのだけどなあ。ま、今更言っても詮ないことなんだけどね。でも、これが正直な気持ちです。
もうひとつ、プラネタリウムを出たとたんアトムをデザインしたクレジットカードを持ったお姉さんに入会を勧誘されましたが、これって何もかもぶち壊しだよ。カード作らせることが目的なのかい。
夜は世界の山ちゃんで食事。やっぱり手羽先は美味い。
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SBS静岡放送の「とれたてラジオ」という番組に出演することになりました。
4月15日朝6時半からの生番組です。名古屋のことについて話をすることになるようですが、詳細はまだ不明。
僕も名古屋文化人として認知されたってとこかな。
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名刺の在庫が心許なくなってきたし、そろそろメールアドレスも変更しようと思っているので(スパムやウイルスメールが鬱陶しい)、新しい名刺を作るべく東急ハンズへ。現在使っている名刺もここで作ったんです。
名刺のコーナーで何冊もあるカタログを見てみたんですが、どうも「これ」と思えるものがない。なぜかしっくりこない。カタログに載っているパターンって会社の社名が際立つようなデザインの名刺が多いんですが、これはもちろんパス。かと言ってフリーランスの人間が使うようなデザインのものは、名前の次にケータイの番号が目立つデザインのものばかりなんですね。ケータイで仕事をすることが多くなったせいなんだろうけど、僕は名刺にケータイ番号を入れたくないで、これもパス。そうすると……ほとんどパスになってしまった。
ああでもないこうでもないとカタログを引っくり返しているうちに頭の中がこんがらがってきてしまって、結局決められずに退散してしまいました。
で、パソコンショップで名刺印刷用紙を買ってきて、マックで自分のほしい名刺を作ってみました。現在使っているものとほとんど同じなんだけど。概ね満足できるものにはなったんですが、やっぱりインクジェットプリンタで印刷したのものはチープ感が漂ってしまいますね。用紙も自分の好みじゃないし。
この手作り名刺を持って名刺屋に行ってみるかな。これと同じの作ってくれって。
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ディーラーにお願いして点検に出しました。
戻ってきたとき「どこか異常はなかった?」と訊いたら、「特にはないですが……でもあまり乗られてないのでバッテリーがへたってきてるそうです。できればアイドリングとかして動かしてください」と言われました。
丸2年で走行距離1415キロ……ううむ、たしかに乗ってねえなあ。
普段家に籠もって仕事してるし、車を使うのは買い物くらいだし、ドライブとかしないしなあ。
もう少し乗ってやるべきか。
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遊歩人4月号が届きました。
今月の特集は「おお大名古屋、名古屋は元気!」というタイトルです。執筆者は清水義範さん鈴木輝一郎さん足立秀夫さん三遊亭円丈さん伊神権太さん須賀原洋行さん平子純さん、そして僕。
僕は「名古屋の喫茶店文化」という題で書かせてもらいました。
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4月2日、3日と東京で行われたMYSCON6にゲストとして参加してきました。
心配していたインタビューコーナーも進行役の杉江松恋さんが巧くリードしてくださったおかげで何とかこなせました。あんな話でも楽しんでもらえたのかどうかわからないのですが。
全体企画である何でもベスト10ではトラウマになったミステリというのを選出することになり、殊能将之さんの『黒い仏』を挙げました。あとベスト10に残らなかったけどギャビン・ライアルの『深夜プラス1』とか(これを読むと、常に利き腕を空けておきたくなります)。
その後の個別企画ではミステリ洋画劇場とミステリソムリエに参加。洋画劇場で勧められた「SAW」は面白そうなんですが、僕は観てられないだろうなあ。怖いのは大丈夫なんだけど、痛いのとかグロいのは駄目なんです。手術シーンが怖くて「ER」が観られないんだから。代わりに僕のほうからブライアン・デ・パルマとアレハンドロ・アメナバールを挙げておきました。どっちも大好きな監督。デ・パルマなら「殺しのドレス」、アメナバールなら「オープン・ユア・アイズ」がお薦め。
ミステリソムリエというのは4種類の白ワインの銘柄を出題者のヒントを元に当てるというゲームだったんですが、予想どおりというかなんというか、ひとつも当てられませんでした。酒の味、わかりません。
その後の平成教育委員会風大喜利も楽しかった。みんな芸達者ですね。
参加者のひとたちともっといろいろ話したかったんですが、ミステリソムリエでワインを飲みすぎたせいか眠くてしかたない。午前3時頃に敢えなく撃沈しました。
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「イッセー尾形のとまらない生活2005 in 名古屋」を観る(於・テレピアホール)
年末の公演を見逃していたので、久々の対面です。今回はドイツの公演で演った新作をそのまま持ってきたとのこと(イッセーさん、海外でもすごく評価されてるんですよね)。
観たことのないひとのために説明すると、舞台にはイッセー尾形ひとりしか出てきません。小道具も椅子とか鞄といったシンプルなものがひとつだけ。そんな舞台で毎回ちょっとおかしな人のおかしな場面を切り取って演じてみせます。短い芝居が終わると舞台袖にある着替えコーナーへ行き、次の演目のための着替えとメーキャップをします。観客はその着替えのシーンも観るわけで「次は何をするんだろう?」というワクワク感を味わえます。
今回はステージに穴が開いたために呼び出された落ち目のムード歌謡歌手、父親の徘徊に翻弄される労働組合の老闘士、80歳過ぎていそうなホステス、入社後一週間で会社を辞めると言い出した息子を行きつけのスナックに呼び出して諭す父親、といった人々を演じてくれました。いつもながら「流れに乗り遅れていることに気づいていない、いや、ほんとは気づいてるのかな、でも気づきたくないよなあ」という微妙な立ち位置の人間を鮮やかに描き出して「面白うてやがて哀しき」人生を感じさせてくれます。
今回一番気に入ったのは、深夜に呼び出された引っ越し屋の若者の話でした。荷物は布団ひとつに母子だけ。こりゃ亭主が留守の間に夜逃げするんだなと訳知り顔で仕事に取りかかろうとしたら、布団の中に亭主の死体が巻き込まれている。殺された遺体の運搬を手伝わされるのだと気づいてからの若者のうろたえぶりが出色でした。こういうブラックなのも巧いなあ。
もうひとつ今回嬉しかったのは、あの名作「駐車場」を再演してくれたことです。これ、僕がたまたまテレビで舞台を観て茫然自失し、それからイッセー尾形にハマってしまった伝説の演目。接待する相手を駐車場で待っているサラリーマンが、相手が乗ってくる車の車種を急に思い出せなくなる。ひょっとしたら先に行っているかもと店に行こうとしたら、今度はその店の名前が思い出せない。しかたないから会社に確認しようとすると会社の電話番号が思い出せない。こうして次々と記憶が欠落していき、ついには自分が何者かもわからなくなってしまう。一人芝居のドタバタコメディなんだけど、そのシュールさとイッセー尾形のコミカルとシリアスの境目を突く演技に観惚れてしまいます。いやあ、やっぱりすごいや。
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日記を新学期風のデザインに変えてみました。
もう4月か。あっと言う間ですね。
我が家のすぐ近くにある家電量販店が3月31日限りで閉店しました。
大きなビルの一階から三階までを占有し結構品揃えもよかったんですが、2週間くらい前に閉店の告知があって、あれよあれよと言う間に消えてしまいました。この店では電池や蛍光灯からパソコンとか家電品といった大物までずいぶんと買っていて馴染みがあったので、ちょっと寂しい。
5年くらい前に開店して堂々と「名古屋本店」を謳っていたのに、どうしてなんだろう? そんなに業績悪かったのかな。まあ、名古屋駅前にビックカメラとかソフマップといった大手が進出してきたので苦しかったのかもしれないけど。
さて、これから電化製品はどこに買いに行こう?
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