「宇宙戦争」を観る
「宇宙戦争」を観に行ってきました。
こういうSF映画なら主人公は科学者だったり軍人だったり大統領だったりするのが普通なのだけど(そのほうがストーリーを俯瞰しやすいからね)最初から最後までごくごく普通の人間の視点で宇宙人の侵略を描き切るという手法は斬新だし、面白かった。トム・クルーズを「ごくごく普通の人間」として見ることができるかどうかってのは微妙だけど。でも彼としては普通の人間たるべく大熱演してたから、良しとしましょう。
とにかく見せかたの勝利ですね。とても面白かったです。
ただ原作を読んだとき(子供向けの短縮版だったと思うけど)から気になっていた「宇宙人が負ける理由」ですが、それも原作どおりってのはどうもなあ。どう考えてもあれじゃ、宇宙人側のリサーチ不足でしょう。100万年もかけて計画しているくせに、基本的なところで大ポカしてるわけだし。
ダコタ・ファニングは熱演というより怪演。彼女は当代きってのスクリーム・クイーンですね。
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