Rocket Summer
テレビでスペースシャトルの打ち上げシーンを見ていると、ふとこの作品のことが思い出される。
ブラッドベリの名作『火星年代記』の劈頭を飾る詩のような短編。日本語訳タイトルは『ロケットの夏』
といってもこの話は夏の物語ではなく、舞台は真冬のオハイオ州。雪に閉ざされた町がロケットの発射するときだけ、その炎とと熱で一瞬の夏を取り戻す、という話。
その情景が素晴らしいのですよ。是非とも読んでいただきたい。
この作品の影響で、「ロケット」を夏の季語と思っているSFファンも多いだろうなあ。
太陽系十番目の惑星が発見されたというニュースといい、この夏は宇宙づいてる。
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