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2005.09.11

ホシヅルの日

 ホシヅルの日、つまり星新一さんのお墓参りのため上京。
 毎年この時期に新井素子さんが幹事役となって行われるのです。
 集合は青山霊園内の星家のお墓の前。少し早めに到着し、まだ誰も来てないよなあと思っていたら、僕より先に谷甲州さんがいらしてました。遠くから来るひとほど早めに到着するようですね。しばらく墓地内のベンチにふたりで腰掛けて、蚊に刺されながら時間を潰しました。
 幹事役の新井さんが遅れたので予定時刻より少しずれてお墓参り開始。新井さんが用意されたお花を供え、ひとりずつ墓前に立ってお参り。最後に新井さんがお参りしたんですが、そのとき墓前に一冊の本を供えてました。後で見せてもらうと、高井信さんが今月集英社新書で出す『ショートショートの世界』という本でした。ぎりぎりで見本が間に合ったそうです。タイトルどおり日本におけるショートショートの歴史が纏められたもので、ありがたいことに僕のことにも言及されていました。これは出たら即買わなきゃ。

 お墓参りの後はSF作家クラブの総会。今回はいろいろと重要な議題があったんですが、粛々と進められました。山田正紀会長の集大成のような総会でしたね。
 次期会長は谷甲州さんに決まったようです。「役とかやりとないから小松に引っ込んだのに」と谷さんぼやいてましたが、谷さんなら大丈夫でしょう。

 総会の後、懇親会が開かれました。
 今回は立食パーティ形式。少人数ながら楽しい集まりとなりました。
 僕は日帰りで名古屋に戻らなければならなかったのと体調が万全でなかったので早めに退散してしまいましたけど。

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» 「ショートショートの世界」高井信/著 [スチャラカランナーの日々]
 本屋に寄ると「ショートショートの世界」高井信/著を見つけた。  実はこの著者は私が高校生の時からの知り合いです。と言ってももう15年くらいは会っていないかもしれません。名古屋の出身の人でしたが、私が知り合いになった頃は著者がプロ作家になってそれ程たっていない頃でした。最近小説を見ていなかったので、ちょっと驚きました。  星新一さんに代表されるような凄く短い小説「ショートショート」に関する解説書?で�... [続きを読む]

受信: 2005.10.21 01:06

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