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2005.12.18

コアリクイとア・ラ・カルト

 日帰りで東京に行ってきました。
 目的はこの時期恒例となった音楽とお芝居の舞台「ア・ラ・カルト~役者と音楽家のいるレストラン」を観るためです。

 今回は少し早めに東京に行って、午前中は池袋のサンシャイン国際水族館に行きました。コアリクイにペンギン、アルマジロ、マンボウ、ラッコ、クラゲと夫婦揃って好みな生き物がいっぱいいて、極楽のような施設です。充分堪能してきました。時間がなかったのでわんタッチ広場に寄れなかったのが心残りでしたが。500円で犬さわり放題なのになあ。

 メインの「ア・ラ・カルト」は午後2時から青山円形劇場で。文字どおり円形の舞台にテーブルと椅子が据えられてクリスマス時期のレストランが作り上げられる。この店にやってくる客たちや店のギャルソンたちの間で起きるドラマがいくつか重ねられ、その合間を生演奏がつないでいくという構成。もう17年も続いている舞台なので、役者さんたちのギャルソンぶりも堂に入ったものです。テーブルクロスを敷いたり食器を並べたりという手際さえ、息をつくほどに美しい。こういうギャルソンがいるなら、それだけで常連客になりたいと思います。
 レストランを訪れる客も毎年同じ顔ぶれ(設定)が多いので、彼らの変化を観る楽しみがあります。もちろん初見のひとでも充分に面白いですが。
 圧巻はやはり白井晃さん演じるシャンソンの歌姫ペギー冨岡。今や登場すると客席から次々と花束を渡されるほどの人気者です。歌声も生きざまも、とにかく素晴らしい。
 今回ゲスト出演していたフランス人パトリック・ヌジェさんもいい味出してたなあ。

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