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2006.02.26

仕事とかiPodとか

 最近めっきり日記の更新が滞ってしまいました。
 できるだけ仕事の関係だけに絞って書こうとすると、ほとんど更新できる内容がない、ということなんです。情けない……。
 仕事はしてるんです。今月も『ミステリなふたり』『奇談蒐集家』『月読』の各連作、それと問題小説で書いているホラー短編と四つの締め切りを抱えております。なんとかクリアできそうですが。これらが本にまとまるには、もう少し時間がかかりますね。
 この締め切りが一段落付いたら書き下ろしに戻ります。

 これだけだとつまらないから、やっぱり日常のことも少し書いていったほうがいいかな。

 仕事とは関係ない私事で最近のトピックといえば、ついにiPodを手に入れたことでしょうか。
 誕生日にお義母さんが買ってくれたんです。iPod nanoの4GBを!
 この歳になって親に何か買ってもらえるとは思ってもいませんでした。いやあ、嬉しいです。
 早速音楽を放り込んでます。まずは70年代のロック・ポップスのアンソロジーCDを12枚ほど入れました。CCRの「名前のない馬」とかJ・D・サウザーの「ユア・オンリー・ロンリー」とか感涙ものの曲ばかり。聴いてると気分は一気に十代に戻ります。
 これでもまだ1/4も使ってないんだなあ。さすが4GB。次は80年代のロック・ポップスとか浜田省吾とか、忘れちゃいけないビートルズとか放り込んでやろう。
 こんなことをやってる47歳です。もう47歳だがね。信じれんがね。

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2006.02.19

「みそ煮込み南湖」

 講談師旭堂南湖さんの独演会「みそ煮込み南湖」を観に行きました。
 今回の演目は「古典講談・山内一豊と千代」、「講談紙芝居・原子怪物ガニラ4」、「新作講談・犯人当て 講談場殺人事件」、「探偵講談・ハブ娘」。
 山内一豊と妻の講談、やはりこういう定番ものだと講談の面白さが一番わかりやすいのだな、と思いました。馬を駆る勢いとか矢を射るときの緊迫感の描写が巧みでした。
 紙芝居「原子怪物ガニラ」はいよいよ佳境。でも終わりませんでしたねえ。
 新作の探偵講談はアンケートにも書いたし講談の後の宴会の席でも失礼を顧みず南湖さんに直接申し上げもしたのですが、犯人当てにするならもっと条件をきっちりするべきだろうし、面白がらせるなら解決編でもっともっと馬鹿馬鹿しい話にしてまったほうがいいと思いました。
 でもやっぱり、目の前で聞く講談というのは面白いものですね。言葉のリズムの勉強にもなります。

 講談の後は南湖さんを囲んで(というか、南湖さん、一番端にいらっしゃいましたけど)これも恒例となった宴会。楽しゅうございましたよ。

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2006.02.17

Fata Morgana9

fata9

 イタリアで12月に出版された本、「Fata Morgana9」が届きました。
 幻想文学と純文学の書き下ろしアンソロジーシリーズの九作目です。
 どうしてそんな本が届いたかというと、僕も書いているからです。以前「ALIA」という幻想小説アンソロジーに拙作を載せていただいたのが縁で、今回完全な新作をと所望されました。
 タイトルは『Il kaiju del giaradino』。 邦題は『公園の怪獣』です。
 今回のアンソロジーのテーマが「Eta', tempo, passaggi, oblio」(時代、時間、変化、忘却)というのものだったので、ノスタルジックな幻想小説を書いてみました。
 25枚の小品ですが、イタリアでの評判はなかなか良い、とのことです。嬉しいなっと。
 この作品、完全書き下ろしなので日本では読めません。どちらか奇特な出版社が拾ってくださるといいのですが。出張の途中でたまたま立ち寄ったのは以前住んでいたことのある町で、そこにはある苦い思い出があった……というような話で、子供の頃に怪獣が大好きだったひとは郷愁を感じてもらえるかもしれません。
 このブログを読んでいる雑誌編集者の方(いるのかなあ?)、25枚の短編を載せてくれる余裕はありませんかあ?

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2006.02.10

最近更新してませんねえ

 先月末に上京したり、2月に入って横浜アリーナでWWEの試合を観たりと、報告したいことはあったんですが、仕事のほうも立て込んでしまって、ついつい更新が滞ってしまいました。すみません。
 2月までに締め切りが4つ。まだまだ先が長いのです。
 しかしこんなことでは、いつ書き下ろしに戻れるか……って、いつも同じことを書いてるような。

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