真空管ラジオと打ち上げ
学研「大人の科学」シリーズで真空管ラジオが発売されたので、思わず買ってしまいました。
これでも中学生の頃は小遣いを溜めて部品を買い集めラジオとかを作ってたバリバリの工作少年なんですが、じつは真空管を使ったものは作ったことがない。当時はもうトランジスタ全盛で、真空管は時代後れのものでした。それにハンダゴテとかもトランジスタ用より大きめのものが必要だったので、結局手を出さなかったのです。一度くらい作ってみたいなあ、という思いはあったんですが。
その思いが35年ぶりに実現しましたよ。といってもハンダ付けの必要な部分はすでに作られているので、ただ部品を組み立てるだけなんですけど。
プリント基板のフラックスの匂いが懐かしくてクンクン嗅いでいたら、嫁さんに「変なひと」と言われてしまいました。ふん、これが僕の青春の匂いなんだい。
でもこれ、電源は9V乾電池が5つに単二乾電池がひとつ必要なんですよ。単二はともかく9V乾電池なんて近くのドラッグストアで見たら一個429円もするんだもの。どうして100V交流仕様にしてくれなかったのかなあ。トランスが重くなるからだろうか。
しかたないのでソフマップまで行って安めの乾電池を買ってきました。
組み立てはごくごく簡単。菱形のフレームにアンテナ線を巻き付けるのがちょっと面倒なくらい。二時間ほどで完成します。
チューニングはブック式のバリコンを開閉させながら行います。チューニング中の「チュイイイィィィィ……」というノイズがノスタルジーを誘います。
29日は光文社の編集さんが三人も名古屋にいらしてくださいまして『レストア』の打ち上げをしていただきました。ありがたいことです。
場所は名古屋駅近くの和風居酒屋。雰囲気のいいお店でした。料理もなかなか。
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