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2006.04.29

久しぶりにステーキ家

 パフの回復を祝うことを口実に、ステーキ家に行ってきました。
 4月のメニューは牛肉のたたき、春野菜のオムレツテリーヌ、細魚(さより)のフリッター飛びっこのソース、新わかめのスープ、サーモンのオーブン焼きピリ辛トマトソース、渥美赤鶏のソテー黒酢のソース、冷製ポテトサラダのコロッケ、黒毛和牛テンダーロインステーキ、印度カレー、デザート盛り合わせ。

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 毎回驚かされるメニューですが今回の一番びっくりはこの冷製ポテトサラダのコロッケ。揚げてないんです。ポテトサラダにカリカリに炒ったパン粉をまぶしてある。これがもう美味い美味い。

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 これは締めのデザート。右から苺のシャーベット、アールグレイのゼリー、ブロッコリと胡麻のムース、胡麻のケーキ。

 店に入ったとたん「今日はこれを飲んでもらおうと思って」と取り出したのが45度の薩摩芋焼酎。美味い。でも強い。一気に酔いがきてしまいました。なのにその後で「これより強い酒があるんですよ」と出されたのが、

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60度の泡盛。これもまた美味かったけど……ノックアウトですわ。

 この店、カウンターしかないんですが、たまたま隣り合わせた男性客が無類のミステリ好きで、都筑道夫や高木彬光や小林信彦の話で盛り上がってしまいました。松本清張の最高傑作は『時間の習俗』だと断言するあたり、なかなかデキるひとでありましたよ。

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2006.04.25

この頃のこと

 最近日記の更新が滞っておりますね。すみません。
 特にこれといって日記に書くことがないよなあ、と思いながら、今までなら日記に書いてたような出来事があっても、なぜかスルーしておりました。

 まずはパフのことから。
 手術の痕はなんとか塞がりました。傷跡はまだ生々しいですが、風呂も散歩もOKです。
 心配していた再発も今のところはないようです。ただ今後もチェックだけは怠れませんけど。
 とにかく免疫力を高めなければと、ケーナインヘルスに馬肉を合わせた食事の回数を増やしています。幸い、どんな食事でもガツガツ食べてくれるので助かります。むしろドライフードなんかより食いつきはいいかも。たしかにこっちのほうが美味しそうだ。馬肉だって馬刺し用の新鮮な肉の端っこを使ってるから、このまま人間が食べても健康に暮らせそうだし。

 僕のほうはここ一カ月ほど多形浸出性紅班なるものに悩まされております。太股や脇腹、腕などに蕁麻疹のような赤い腫れ物ができて痒い。医者に通ってますが原因は不明、というかいろんな原因が考えられるので特定できません。きっとこれもストレスのせいだろうな、と思ってますが。ま、少し痒いだけなんで、あまり深刻に考えていません。
 深刻なのは眼のほうでしょうか。最近ものが見にくくなってきたうえに眼鏡のレンズのコーティングが剥がれてきたので三年ぶりに眼鏡を新調したのです。そのときの検査で視力がまた悪くなっていてレンズの度数を4段階アップしないと視力1.0が保てないと言われました。でも急に4度も上げるのは通常ではあり得ないことだと言われたので、間を取って2段階アップにしてもらいました。
 これで遠くのほうはよく見えるようになったんですが、逆に近場がまるで駄目になりました。本が読めません。老眼のほうも結構進んでいるみたいです。今ではパソコン仕事や読書のために度数を落とした眼鏡を別に用意して、その都度掛け替えないといけなくなりました。やれやれ、歳は取りたくないものよのう。

 仕事のほうですが、書き下ろし長編『甘栗と金貨とエルム』は9月刊行ということになりそうです。版型は未定ですが、たぶんソフトカバーになるんじゃないかな。へんてこなタイトルですが、男子高校生が主人公のハードボイルドです。舞台はまたまた名古屋。チャンドラーでもロス・マクドナルドでもなく、今回はマイクル・Z・リューインを目指してみました。お馴染のあのひともゲスト出演しているので、乞ご期待。
 それと今、『白亜館事件』の文庫の作業も進んでいます。6月くらいに出る、んだったかな?解説はいつもお世話になっているあのかたに、またお世話になってしまいましたよ。
 現在書いているのは雑誌に掲載する藤森涼子シリーズの新作です。一国一城の主となった涼子さん(今まで涼子ちゃんと呼んでたけど、さすがに40歳過ぎたから呼び方を変えないとなあ)、かなり個性の豊かな所員たちと事件に取り組んでおります。シリーズの雰囲気、変わるかも。

 ついでにゲーム事情も。ついにDS liteを手に入れてしまいましたよ。前々からこれをやりたくて本体が欲しかったんですが、どこに行っても入手不能だったのです。
 ところが今度「MOTHER3」が発売になると知り、しかもDSでゲームボーイアドバンスのソフトも遊べると知ったので、「欲しいゲージ」が最大に振れてしまいました。でmixiで「欲しい!」と吠えたら、運のいいことにマイミクさんのひとりが余剰在庫を一個持っているということで譲ってもらえたのです。早速脳トレーニングを始めてますよ。最初は脳年齢32歳とか言われたので気をよくしてたのだけど、翌日は55歳だって言われちゃった。
 あと、友人たちの間で異様に盛り上がっているので、ついつい「おいでよ どうぶつの森」まで買ってしまい、こっちも毎日釣りをしたりして遊んでます。さらにさらにこれもまだ継続してプレイ中なのです。こんなにゲームばかりやっててどうする。どうにもならんわな。

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2006.04.08

『奇談蒐集家』新作掲載

 ミステリーズ!vol.16(東京創元社)の見本が届きました。
 連作『奇談蒐集家』第三話『不器用な魔術師』が掲載されています。

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2006.04.07

『月読』連作掲載

 別冊文藝春秋2006年05月号の見本が届きました。(詳しい内容についてはこちらを)
『月読』シリーズの中編『溶けない氷』が掲載されています。

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