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2006.07.29

パフ二度目の検診

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 前回の検査ではGPT値が82だったんですが、これが今回は63と低下しておりました。薬で押さえている結果とはいえ、よい状態だそうです。腎機能もOK。とりあえず第一回は副作用もなく乗り越えられたということです。次回は8月10。

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2006.07.25

パフ検診

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 パフを獣医さんに連れていきました。
 血液検査の結果は、GPT値が82と高め(犬のGPT値の標準はわからないけど)。やはり抗癌剤によって肝機能にダメージが与えられている模様。でも思ったほどひどくはないとのこと。腎機能は今のところ正常。今週中に悪化することがなければ、副作用についてはまず問題ないだろうということでした。やれやれ……いや、まだ安心できないのか。
 血液検査の結果が出るまでしばらく待合室で待ってたんですが、その間も犬や猫がどんどん飼い主につれられてやってくるのでパフは興奮してしまって一気に体温が上がりました。押さえつけていてもなんとかして抜け出して犬や猫や飼い主さんにちょっかいを出そうとする。それを押さえるだけでこちらもヘトヘトになりました。パフおまえ体力ありすぎ。肝機能はどうしたんだよ肝機能は。おまけに「これは痛い注射だから泣きますからね」と予告された注射さえ、まったく平気の平左で過ごしてしまう。「強いねえ」と先生には感心されたけど、ここまでくると強いんじゃなくて鈍いんじゃないかと。

 写真はお義母さんが体力向上用に買ったけど使わなくなったということで頂いたトレーニングボール。なんだかとても気に入ったらしくてずっとドリブルして遊んでいるんですよ。今頃サッカー熱が始まったのか。

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2006.07.22

パフ抗癌剤投与

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 獣医さんのところに一泊させて抗癌剤を投与してもらいました。
 塩酸ドキソルビシンという人間にも使う抗癌剤です。ていうか、犬専用の抗癌剤なんて、ないんですけどね。
 嘔吐や衰弱といった副作用を心配していたのですが、今のところ問題なし。いや、問題ないどころか、全然変わらない。帰ってきてすぐに食事をしましたし、元気に走ったり吠えたりしてます。本当に薬を打たれたのかよと疑ってしまうくらい。
 でもまあ、今後も注意して見守っていかないと。抗癌剤投与もこれ一回だけでなく、約3週間ごとに都合4回行うことになっています。
 とにかく、これでうまくいってくれ。

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2006.07.18

藤森涼子後編

 月刊 J-novel 2006年 08月号に藤森涼子シリーズ新作『カッサンドラの嘲笑』後編が掲載されています。前後合わせて二百枚。気分は長編でした。

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2006.07.13

デジカメ購入

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 今まで使っていたのが初代IXY。なかなかのスグレモノではありましたが、ものすごい勢いで進化したデジカメ世界の中では4年も経つと時代後れ感が甚だしい。
 で、昨日ビックカメラに行って最新のものを物色しておりました。でも、どれもこれも「最強!」を誇示していて、一体どれがいいのかわからない。
 迷っていると店員さんが擦り寄ってきたので「犬だ。犬をきれいに撮れるデジカメが欲しいんだ」と言いましたら、「ならばこれを」と勧められるままCASIOのEXILIM EX-Z100というのを買ってしまいました。いきなり1010万画素ですよ。
 細かいことはまだ把握してませんが、店員さんが「とりあえずこれを覚えておけばOK」と言われたベストショット機能でペット撮影のモードを選んで撮ってみました。
 あ、なかなかいいじゃん。最初のは扱い方が慣れてなくて少しボケましたけど。

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2006.07.07

4度目の手術、そして

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 パフが4度目の腫瘍摘出手術を受けました。
 前回の局部麻酔手術から一ヶ月も経っていないのですが、前回の手術痕の抜糸をしたときには、すでに新しい腫瘍ができていたのです。
 今回はまた全身麻酔で、大きくなっていた4ヶ所の腫瘍の他、広い範囲で疑わしい部分を削ってもらうことになりました。
 手術は無事に終了し、帰ってきたパフはめげてる様子もなく御飯を平らげ、水を飲み、眠りました。一安心です。
 でも、楽観はもうできません。残念ながらパフの腫瘍は悪性のものでした。今後も再発する危険性は極めて高い。今は乳腺の腫瘍なので摘出手術も簡単ですが、これが内臓に転移するようなことになれば、もう手の付けようがありません。
 獣医さんと相談した結果、抗癌剤による化学療法を始めることにしました。
 ただ犬の場合の化学療法にどれだけの効果があるのか、はっきり言って未知数です。むしろ副作用による体力低下のほうが激しく、そのわりに癌の再発には効果がない、ということもありうる。でも僕らは、何もしないで後悔はしたくなかった。もしも可能性があるのなら、抗癌剤に託してみようと思ったのです。
 ただし、もしもパフが抗癌剤の副作用でひどく苦しむようなら、投与はやめるつもりです。なによりも大切なのはパフのQOL(quality of life)ですから。

 今はパフ、とても元気です。食欲も旺盛。

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2006.07.06

ミステリなふたり新作

 Pontoon 2006年7月号(幻冬舎)に京堂夫妻シリーズの新作『出勤当時の服装は』が掲載されています。
 タイトルは知ってるひとは知っている、かの名作のモジリです。このシリーズ、今回はこの趣向で押し切るつもり。

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2006.07.01

この頃のこと

 ブログの更新が止まっておりましたね。すみません。
 6月は怒濤の締め切り攻勢があって、日記を書いている精神的余裕がなかったのです。合間に恒例の名古屋オフがあったりステーキ家に行ったりとイベントもあったんですが、それもパスしてしまいました。
 仕事の方ですが、月刊J-novel2006年7月号に藤森涼子シリーズの新作『カッサンドラの嘲笑』前編100枚を掲載しました。涼子さん(もう涼子ちゃんとは言えないな。40歳過ぎちゃったし)が探偵事務所の所長となり、始めて部下を従えて事件に挑んでいます。後編100枚も書き終えて、現在手許にゲラが届いております。これは8月号に掲載の予定です。
 他にゲラとして届いているものはミステリーズ!の奇談蒐集家シリーズ新作『水色の魔人』と8月に徳間ノベルズで出るホラー短編集『忌品(いみしな)』、9月に角川から出る長編『甘栗と金貨とエルム』があります。これを数日のうちにやっつけてしまわないと。
 その他、原稿を書き上げてゲラが来るのを待っているのが月読シリーズの新作短編『般若の涙』と、先程の『忌品』に収録する書き下ろし短編。
 なんだかもう、ゴチャゴチャでしょ。自分でも制御しきれないです。
 ともあれ、仕事は続いております。

 プライベートな話ですと、あまり良い話題ではないのですが、パフが三度目の手術をしました。また腫瘍ができたんです。今回は部分麻酔で20分ほどの手術でしたけど。
 でもパフはいたって元気です。食欲もあるし、元気に走り回ってます。それだけが救いです。
 それと先週、母親の三回忌法要を済ませました(勘違いしそうですが、亡くなった日が1回目の忌日(きじつ)、丸1年目が2回目の忌日、丸2年目が3回目の忌日、つまり三回忌です)。もうそんなに経ってしまったのか。早いなあ。

 今月はゲラを終えてしまえば、少し時間に余裕ができそうです。あれもやりたいこれもやりたいと思っているのですが、真っ先にやらなきゃならないのは部屋の片付けと庭の草むしりだな。やれやれ。

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