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2006.10.09

鮎川賞パーティ

 10月6日に鮎川賞&ミステリーズ!新人賞パーティ出席のため上京してきました。
 出発するときの名古屋も結構降ってましたが、東京はほとんど台風のような状態でしたね。会場のホテルに向っている途中、風で傘が吹っ飛びそうになりましたもの。実際吹っ飛んだり折れたりした傘が風に乗って目の前を飛び過ぎたりしてました。
 会場には一時間前に到着。パーティの前に某社の編集さんと打ち合わせがあったのです。これからの仕事のことで、じつはかなり冒険的な企画を提案してたんですが、それが受け入れられそうなのです。できたら面白いことになるんだけど、どうやることやら。
 打ち合わせの後、ホテルの宴会場へ。
 今回の受賞作は鮎川賞が麻見和史さんの 「ヴェサリウスの柩」、ミステリーズ!新人賞は秋梨惟喬さんの「殺三狼」(しゃさんろう、と読みます)と滝田務雄さんの「田舎の刑事の趣味とお仕事」でした。
 授賞式の後は歓談。例によって編集さんに仕事の遅れを謝ったり、友人の作家さんに挨拶したり。今年も高橋葉介さんにお会いできたのは嬉しかった。宇山さんの奥様にもお会いできて、お元気そうで安心しました。
 他に北森鴻さんと眼の衰えの話とか、有栖川有栖さんと野球の話とか(有栖川さんから「太田さん知ってる? 阪神は今、マジック10なんだよ。阪神があと10勝すれば中日を抑えて優勝するんだよ」と言われ、本気にしちまいましたよ。帰って嫁さんに言われたけど、阪神ってもう残り試合が10もなかったんだね)。
 パーティの後は柴田よしきさんに誘われて同じホテル地下のバーで作家仲間と二次会。この頃には結構アルコールが入っていたので、さて、どなたと一緒だったか。愛川晶さん、芦辺拓さん霞流一さん、鏑木蓮さん、二階堂黎人さん、柄刀一さん、あと……すみません、思い出せません。ごめんなさい。ほんとに酔ってたみたいです。どれくらい酔ってたかというと、ホテルからの帰りにJR中央線で新宿まで行ったとき、駅から出ようとして間違って小田急線の改札に切符を入れ、当然のようにゲートが閉まったのに無理やり押し退けて入ってしまい、出口を探してうろつくという醜態を演じてしまったくらいです。その後、もう一度ゲートを強行突破してJRの構内に戻り、駅員さんに「切符がありません」と申告して飯田橋から新宿までの運賃150円をもう一度払って、やっと外に出してもらいました。
 ともあれ、無事に宿泊しているホテルに戻り、そのままバタンキュー。翌朝、新幹線で帰ってきました。車内でパーティから帰る際に貰った「ミステリーズ!」最新刊で新人賞受賞作二編を読みました。どちらもすごく面白かった。即戦力で仕事ができる筆力がありますよ。お勧め。

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