WWE in 武道館
18日に武道館で行われた「WWE RAW and ECW LIVE@BUDOKAN 」を観てきました。
タイトルのとおり、WWEのRAWとECWの2ブランドが共演するショーです。
WWEのショーというのは三種類あって、ひとつめがRAW、SMACK DOWN!、ECWといった団体内ブランドによるTV放映されるもの。ふたつめがPPV(ペイ・パー・ビュー 購入して視聴する番組)で行われる特番、これはRAWやSMACK DOWN!で展開されてきた抗争の決着の場として行われるもので、TVショーと繋がっているものです。
そして残るひとつが今回の武道館のようなハウスショー。TVで放映されない地方巡業です。TVで展開しているストーリーとは離れている分、「次回に続く」みたいな終わり方をするのではなく、やってきた観客をその場で満足させることを目的としているので、ショーとして観にいくならハウスショーのほうが面白い、と僕は思ってます。
ホテルにチェックインした後で武道館に行くと、開場一時間前だというのに行列ができてました。グッズを買う行列です。もちろん僕も並びましたよ。買ったのはDXのTシャツとHHHのTシャツだけですが。HHHだけで3バージョン持ってるな僕。
買い物の後は入場の列へ。僕らは一階席でした。エントランスからリングまで見渡せて、結構いい場所でしたよ。ただ、距離があるのと照明のせいで、デジカメでうまく撮影できなかったのが残念。
以下、主な試合を紹介しますが、これから先の画像は、ちょっと、いや、かなりピンぼけです。
第一試合はECWのケビン・ソーン対トミー・ドリーマー。試合はトミーの勝利。試合後負けたケビンが杖でトミーをめった打ちに。そこに登場したのがECWのビール親父サンドマン。トレードマークの竹刀でケビンをケチョンケチョンにした後、トミーとビールで乾杯。
WWEタッグチャンピオンのスピリット応援団(上)にスコットランドからやってきた野蛮人ハイランダーズ(下)が挑んだ一戦。5人でタッグのベルトをシェアしている応援団は今回もタッグ戦なのに5人がかり。それでもハイランダーズが持ち前のタフさで勝利。
ECWの会場に現れてはストリップを始めるケリーと、いいところになると必ず邪魔に入るケリーの恋人マイク・ノックス(上)。対するはECWの上昇株C.M.パンク(下)。試合は当然のようにパンクの勝利。
サモアンブルドーザー、ウマガのマネージャー、アルマンド・アレハンドロ・エストラーダ。自己紹介してくれなかったのが残念。「まいねーむ・いず・あーーるまんど・あーれーはんどろ・えーーーーーーすとらだ!」を唱和したかったのに。
で、こちらがウマガ。元ジャマール。
ウマガと対戦したカリート。リンゴを齧って相手に吹きつけるというのが得意技(?)なんだけど、今回はやってくれなかった。
先般、久々にWWE復帰したジェフ・ハーディ。いつの間にかインターコンチネンタル・チャンピオンになってました。日本での放送は三週間遅れだから、こういうネタばれもあるんです。
もっともECWらしい男、RVDことロブ・ヴァン・ダムとハードコア・ホリーの一戦。試合はRVDの勝利だったけど、ハードコアにもファンが多くて試合後は同じくらい拍手を受けてました。
現ECW王者、ビッグショーと「殺人的で自殺的で大量殺戮的な」サブゥーの戦い。凶器OKな試合だったのでイスとかテーブルとかが飛び交う壮絶な流血戦になりました。試合はビッグショーがサブゥーをテーブルに叩きつけて勝利。
そしていよいよDXの登場!
会場がDXの象徴である緑色に染まると、会場はそれだけで大爆発でした。
対戦するのはHHHがベビーに転向した後ヒールのトップに立ったエッジ(真ん中)と最年少ヘビー級王者となったランディ・オートン(背中)。もうひとりはエッジの恋人リタ。
試合は大御所DXに若手のトップが挑むといった雰囲気で、試合前に仲良く肩揉みをしているエッジとランディ君にHHHが「おまえらオカマか」と揶揄したり、試合中もエッジとランディ君がともにお尻を丸出しにされたりと、かなり笑いの要素が濃かったです。もちろんプロレスの試合としても最上でしたけど。結果はランディ君がHBKのスイート・チン・ミュージックとHHHのペティグリーという二大必殺技をひとりで受けて轟沈。
試合後、会場にいたDXのコスプレをしている二人組をリングに上げて一緒に「S*CK IT!」のポーズをするというサービスまでやってくれましたよ。観客を楽しませることに長けた、本当のプロでした。
楽しかったなあ。
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