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2007.07.31

連載、始めました

 理論社の書き下ろしミステリシリーズ「ミステリーYA!」のサイトで、ショートショートの連載を始めることとなりました。
 タイトルは『星町の物語』
 ある小さな町に住む住人たちの話です。
 怖い話、おかしな話、不思議な話、泣いちゃう話、なんでもあります。
 ショートショートとはどんな物語でも書ける形式なのだということを知っていただけたら、と思います。

 まずは週に一編ずつ、毎週火曜に10週連続で公開します。
 是非、読んでみてください。そして面白かったら、感想を送ってくださいね。

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2007.07.29

自転車持ちとなる

 このところ急に「自転車に乗りたい」という気持ちが高まってきました。理由は……なんだろうなあ。『甘栗と金貨とエルム』で主人公を自転車に乗せたのがきっかけかな。あれを書いているときに高校時代まで乗っていた自転車の感覚が不意に蘇ってきて、「そういえば自転車ってのもあったなあ」と思い出したのかも。
 一度そういう気持ちが動き出すと、居ても立ってもいられません。いろいろと本を読んだり無料のレンタサイクルを借りて乗ってみたりして、そしてついに、とうとう、自転車を買ってしまいました。これです。
Cimg0864

 ブリジストンのorbyというスポーツ車です。ピチピチのウェアにヘルメットが必須なほどシビアなものではありませんが、ママチャリよりはずっと走ることに特化しています。
 カリートと名付けました。青いフレームがクールだから……と言っても、WWEを観ていないひとにはわからないな。
 自転車だけでなくキャップとかオーバーグラス(眼鏡の上から掛けられるサングラス)とか買い込んできました。やっぱり形から入るよなあ僕は。
 ともあれ、僕の自転車生活が始まりましたよ。 まだ「自転車乗り」とは言えない「自転車持ち」のレベルですが。

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2007.07.04

プレステージ

 あちこらから「これはすごい」という評判が聞こえてきた「プレステージ」、幸いまだやっていたので、観に行きました。
 評判どおり、これは面白い!
 さすが「メメント」のクリストファー・ノーラン。最初は時系列が混乱していてわかりにくいな、と思いながら観てたんですが、全部観終えると頭の中できれいに整理できてましたよ。で、観終わった後、ふとあの場面この場面がフラッシュバックしてきて「あああ、あれはそういう意味だったのか!? あれも伏線だったのかあ!」と何度も驚かされました。こんなの、初めての経験です。
 観客を驚かせるためには何でもするマジシャンふたりの壮絶な物語ですが、この監督自身、観客を驚かせるためには何でもするんだよな。ナイト・シャマランと並ぶ「新本格ミステリ映画」の作り手だと思います。

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2007.07.02

ミステリなふたり新作

 ポンツーン7月号(幻冬舎)に『ミステリなふたり』シリーズ新作『汚い部屋はいかに清掃されたか?』が掲載されました。
 えー、このタイトル、オールドなミステリのファンならすぐにネタがわかるでしょうね。
 例によってポンツーンという雑誌は書店で見つけにくいかもしれませんが(なぜか幻冬舎のサイトにも情報がない)、もし見かけたら読んでみてください。

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