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2007.12.30

『奇談蒐集家』見本届く

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 こちらも来年1月刊行のものですが、『奇談蒐集家』の見本が届きました。
 とてもシックで、良い本に仕上げてもらえました。
 東京創元社のサイトではサイン本の注文を受け付けています。詳しくはこちらへ。

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2007.12.28

今度はモモが……

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 先週、突然モモの体調がおかしくなりました。
 いきなりの下痢と嘔吐、元気もなく食事も取らない。
 慌てて獣医さんに連れていって診てもらったところ、子宮蓄膿症の疑いがあると言われました。文字どおり子宮に膿が溜まる病気。出産経験がないシニア犬にはありがちな症状です。
 しばらくは抗生物質などで様子を見ておりました。すぐに元気を取り戻し食欲も戻ったのですか、血液検査をすると白血球の数が異常に多い。薬では埒が明かないということで結局、27日に子宮と卵巣の摘出手術を行いました。
 手術は無事に成功。ただ卵巣に気になる組織が発見されました。癌かもしれない、とのこと。すぐに検査に回してもらいましたが、結果がわかるのは来年です。
 獣医さんに「あんたのところの犬ばかり、どうしてなんだろうねえ」と言われました。ほんと、どうしてうちの子ばかり……。

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2007.12.25

今年もチキンを焼きました

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 毎年この時期に同じ構図の画像をアップしてるような気がしますが。

 お義母さんを招いてクリスマスディナー。といってもバターで炒めたパンとタマネギとレーズンをチキンに詰め込んで焼いただけでですが。
 チキンにかけるソースはこってりしたグレイビーソース(肉を焼いたあとの天板にワインとかバターとか放り込んで煮詰めて作ったソース)は避けたかったので、オレンジジュースに白ワインとバルサミコとコンソメと砂糖を適当に放り込んで煮詰めたあっさりソースを作ってみたら、予想以上に美味しかった。
 飲み物は先日ステーキ家でいただいたカリフォルニアワインの赤。これがボージェレ・ヌーボーみたいに渋みが少なく飲みやすくてびっくり。ワイン通には受けないかもしれないけど、我が家では大好評でした。
 ケーキはお義母さんが持ってきてくれました。

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2007.12.22

『月読』文庫版

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 ちょっとフライングですが、来年1月に刊行される『月読』文庫版(文春文庫)の見本が届きましたので、写真をアップしておきますね。
 解説は真中耕平さんにおねがいしました。

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2007.12.21

ローストビーフディナー

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 クリスマス恒例、ステーキ家のローストビーフディナーに行ってきました。
 写真は出てきた料理の数々。シャア専用ケータイのカメラ機能はあんまり良くなくてピンぼけ気味ですが、左から箸で食べるチーズフォンデュ。林檎のスープ。伊勢海老のテルミドール。ローストビーフ。オリーブオイルのシャーベットとか柿のスープ仕立てとかチーズのトリュフといったデザート。
 他にキノコのテリーヌ、帆立貝の明太子ソース和え、ミカンのシャーベット、そして年に一度このディナーのときだけ供されるハヤシライスなど。
 いやもう、毎年のことながら本当に美味しかったです。

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2007.12.19

MORI LOG ACADRMY 8

 森博嗣さんのWEB日記『MORI LOG ACADRMY 8』が刊行されました。
 今回、特別講義として僕の拙い文章も収められています。

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2007.12.18

SF大賞選考会&サイン会

 15日に上京しました。
 今年から日本SF大賞の選考委員に指名され、選考会に臨んだのです。なぜ太田忠司が? と思われるかもしれませんね。僕自身、そう思ってます。でも僕、これでもSF作家クラブの会員なんですよ。会員は会長の命令に拒否はできないのです。
 初選考委員なので、かなり緊張しておりました。なんたって萩尾望都、新井素子、東浩紀、飛浩隆(敬称略)といった錚々たるメンバーの中に入って自分の考えを主張しなきゃならないんだから。ほんと、どうして選考委員なんて仕事を引き受けちゃったんだろうと、今更ながら後悔しましたよ。
 しかし、いざ選考会の蓋を開けてみると、選考委員全員が候補作の中から同じ作品を大賞として推したのです。それはもう見事なまでに全会一致。議論の余地なし。
 ということで今年の日本SF大賞は最相葉月さんの『星新一 一〇〇一話をつくった人』に決定しました。

 あまり早く決定してしまったので、選考会の予定時間が1時間半も余ってしまうくらいでした。他の候補作も本当に素晴らしかったのですが、今年候補になったことが不運だったと言うべきかもしれませんね。それだけ最相さんの作品が抜きんでていたのです。

 選考会の後、打ち上げがあり、その後新宿のホテルに宿泊。
 翌日はホテルのロビーで講談社の担当さんと待ち合わせました。その場で某書店に送る『五つの鍵の物語』サイン本の作成。いきなり本を積み上げて次から次へとサインをしている姿、他の客の眼には、どう映ったものやら。
 そのまま担当さんと新幹線で名古屋駅へ。駅で文芸第三の部長さんと販売の方と合流。名古屋に不得手な皆さんを先導して三省堂テルミナ店へ。なんたって学生時代から通い慣れた本屋です。
 午後三時からサイン会の開始。本当に人が集まってくれるかどうか大変不安だったのですが、行列ができました。わお。
 知り合いの作家さんや友人からお祝いの花もいただき、とても華やかな会場で、一生懸命サインさせていただきましたよ。サインの他、握手、写真撮影、お喋り、なんでもOK。本当に楽しい経験でした。
 来てくださった皆さん、本当にありがとうございました。

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2007.12.09

シャアがきた!

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 姪が勤めているショップでシャア専用ケータイを買ってきましたよ。
 箱が、デカいです。もちろんそのほとんどはザク頭部型充電台のせいですが。
 それを組み立てるのは、これからです。

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2007.12.06

『ひとにぎりの異形』

 井上雅彦さん監修のオリジナル・アンソロジー「異形コレクション」の39巻目、『それぞれの異形』が届きました。
 今回のテーマはショートショート。なんと81作も収録されています。ショートショートのアンソロジーとしても前代未聞のボリュームかも。ぜひ読んでみてください。
 僕も『ATM』という作品を載せてもらいました。ここのところショートショートを書く仕事があって、嬉しいです。

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2007.12.05

サイン会詳細

 三省堂テルミナ店のブログにサイン会の詳細が発表されました。
 12月16日(日)午後3時より、だそうです。

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2007.12.04

『五つの鍵の物語』見本&サイン会告知

 講談社ノベルス新刊『五つの鍵の物語』の見本が届きました。
『黄昏という名の劇場』でも一緒に仕事をさせていただいたフジワラヨウコウさんが今回も素敵な画を描いてくださいました。カバーだけでなく、本文中にもカラーのイラストが入っています。ノベルズとしてはかなり豪勢な本となりました。

 この本のサイン会を12月16日に名古屋三省堂書店テルミナ店で行うことになりました。
 開催時間など、詳しいことがわかったら、また告知いたします。
 サイン会は開いたけど誰も来てくれない、なんてことになると僕が泣くので、どうかお暇な方、きてやってくださいませ。太田が泣いて喜びます(どっちみち泣くのかよ)。
 

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2007.12.02

東へ西へ、の一日

 12月1日、午前10時の新幹線で東京へ。
 駅ナカの丼屋で昼食後、三省堂神保町本店。「ホシヅルパーティー2007」のオープニングには間に合いました。
 会場で斎藤肇さんや矢崎存美さんや奥田哲也さんと合流。控室に行くと井上雅彦さん新井素子さん、夢枕貘さん久美沙織さんが先にいらしてました。
 13時から企画開始。まずは新井さんと夢枕さんのトークショー。星さんとの関わりについてあれこれと。同期デビューなふたりの会話は聞いてるだけで楽しかったですね。
 その後、『おーい、でてこーい』を星さんの娘さんが英訳したものが朗読されました。朗読したナディアさんは名古屋のFM曲でナビゲーターでした。企画の後でちゃっかり名刺交換しちゃいましたよ。
 その後、僕らの出番。まずは井上さん斎藤さん奥田さん矢崎さんに僕、つまり星新一ショートショートコンテスト受賞者でプロ作家になった人間たちが壇上に上がり、星さんとの関わりなどを話しました。それから司会の井上さんが会場にいるショートショート作家を次々と呼び出し壇上へ上げたんですが、高井信さん江坂遊さん平山夢明さん佐々木清隆さん藤井青銅さん、森下一仁さんと、全部で13人? 15人? とにかくすごい数。みんな星さんのイベントということで遠くからも集まっていらしたのでした。
 最後の企画は『星新一 1001話を作ったひと』を書いた最相葉月さんと新井さんのトークショー。最相さんの詳細な取材により、ショートショートの第一人者である星さんの苦悩とか孤独とかが伝わってきました。全部聴いていたかったけど、そろそろ時間切れ、僕ひとり会場をお暇しました。
 そのまま東京駅に向かい新幹線で帰還。到着したのは午後7時半すぎ。何をそんなに急いでいたかというと、じつは名古屋忘年会オフだったのです。二次会からしか参加できないと思っていたけど、意外に早くついたので一時間の終わり頃に顔を出すことができました。
 東京で高井信さんに「これから名古屋に戻って呑む? だったら東京で呑めばいいのに」と呆れられてしまったんですが、名古屋オフはできるだけ欠席したくない。今や年に二回しかないですから。出ておかないとどんなタタリがあるかわからないし(一番怖いタタリは次回オフの幹事にされてしまうこと)。
 恒例の本交換会にも参加できたし、幹事にはならずに済んだし、やれやれです。
 二次会会場が開くまで喫茶店で1.5次会、その後二次会、三次会と進むごとに話す内容がディープになっていくのも毎年恒例。カーの作品は恋愛ネタの部分をクローズアップするような改訳をすればコージーミステリとして売ることが可能なのでは、という指摘には眼からウロコでありましたよ。

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