マイ・ブルーベリー・ナイツ
観てきたのは「マイ・ブルーベリー・ナイツ」
テレビで観た予告編のノラ・ジョーンズがあまりに可愛かったので、つい……。
映画はウォン・カーウァイらしく、取り立ててしっかりとしたストーリーがあるわけじゃない。ニューヨークの女の子が失恋して、慰めてくれたカフェのオーナーといい雰囲気になって、でもこのまま次の恋に引っ越しできる勇気がなくて旅に出てしまう。旅に出るのが男じゃなくて女だってところが、ちょっと面白い。で、女の子が旅する先々でいろいろなドラマを抱えたひとたちと出会って、という話。
正直、それぞれのエピソードは短編のように分離してて、あまり繋がりが感じられない。演技力のある役者がスクリーンに現われては、役者としてはド新人のノラ・ジョーンズの前で一差し舞ってみせる、てな感じです。
でもねえ、これがいいんですよ。ほんと、観てよかった。最近ド派手なアクションかCGバリバリな映画しか観てこなかった人間には、こういう緩い雰囲気が心地よいのです。
でもって、音楽がまたいいんです。ライ・クーダー、最高。ノラの歌も気持ちいい。どうして今までアルバム買ってこなかったんだろうと思うくらい、自分の波長に合います。
映画を観終わった後、売店でサントラを買っちゃいましたよ。
観終わってすぐにサントラを買ったのは「レオン」以来か。あ、あれもナタリー・ポートマン出てたんだな。
一緒に買ったパンフを読んでびっくりしたんですが、この映画の脚本をローレンス・ブロックが書いてますよ。アル中の警官が出てきたのは、そのせいか。
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