« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »

2009.04.25

アシュケナージのピアノ

<

 もともとピアニストの違いがわかるほどの耳は持っておりません。グールドくらい特徴のある弾き方をされればともかく、誰のピアノがどうのこうのとか、そんなこと自分にわかるわけがない、と思っておりました。 だから演奏家を決めてアルバムを買ったことはありません。

『レストア』という作品を書くためにチャイコフスキーのピアノ曲集が欲しくなってamazonで注文したのが、たまたまアシュケナージが演奏しているものでした。それまで彼がピアニストで指揮者だってくらいの知識しかなく、とにかく目当ての曲さえ聴ければよかったのです。
 ところが、このアルバムがすこぶる気持ちよかったのです。ピアノの一音一音が染みるように心地いい。
 それがチャイコフスキーせいなのかアシュケナージのせいなのかわからなかったので、試しにアシュケナージが演奏するショパンのマズルカ集を買って聴いてみました。ショパンなら他の演奏家のものをいくつか聴いたことがあったので比較できるだろうと思ったわけです。
 そしたら、これも気持ちいいんですよ。奇をてらったところのない、とても普通な演奏のように思えるのに、聴いているだけで気持ちがたゆたう。
 これですっかりアシュケナージのファンになってしまいました。今は同じショパンの夜想曲集を聴いています。夜中にこれをかけて本を読んでいると、心ゆたかになるような気がします。
 これからもアシュケナージを集めようと思ってるんですが、彼のアルバムって膨大な数が出てるのね。とりあえずこのままショパンを追いかけていくか、それともラフマニノフとかを聴いてみるか、ちょっと迷ってます。 もしもアシュケナージのファンの方がいらっしゃいましたら、ご教授よろしくお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.04.22

玄関先の花たち

 春はいいですね。花がいっぱいです。

Imgp1203 ケマンソウ。タイツリソウとも。

Imgp1205 ビンカ。地面を覆うように咲いてます。

Imgp1235 チューリップ。春の定番ですね。

Imgp1238 クレマチス。甘い香りが強いです。

   

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.04.19

その後の座骨神経痛

 整形外科に行ったり整体に通ったりしたせいか、かなり楽になってきました。
 回復率90パーセントってところでしょうか。日常生活にはほとんど支障がありません。
 朝起きたときに少し違和感があるくらいかな。
 それとパフを膝に乗せてるときに、重さで痛みが出てくることがあるんですが、こればっかりは仕方ないよなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.04.13

とりとめもなく、この頃のこと

 座骨神経痛なるものを患ってしまいました。
 左側の腰部から座骨、太股、ふくらはぎと突っ張るような痛みが走ります。
 大人しくしていれば治ると思ってたんですが、半月経っても改善しないのでとうとう整形外科に行ってきました。電気マッサージと温熱療法を受け、薬をもらって帰ってきました。これでよくなるといいのですが。

 パフもまた、痼の切除手術を受けました。
 もう何回目か覚えてません。20回は切ってるよな。
 今回も悪性のものではありませんでした。ただ何度も同じ箇所を切ってるので傷痕がかわいそうな状態です。本人はいたって元気なんですけどね。

 最近、カメラが趣味になりました。
 ペンタックスのK200Dというデジタル一眼レフを買って、レンズも三種類揃えました。これでパフモモなんかもバシバシ撮っております。
Imgp1039  Imgp1042

 カメラ教室にも通って、プロの先生に撮影の仕方を教えてもらっています。そのわりには上手くなりませんが。
 先日はカメラ抱えて京都まで行ってきました。広隆寺、平等院、伏見稲荷と回って写真を撮りまくってきました。伏見稲荷の千本鳥居がとてもきれいでしたよ。
Imgp1179  Imgp1190

 仕事の話もしておきましょうか。
 今は某作品の書き下ろしに取りかかっています。他の某作品は書き終えていて編集さんに渡してあるところ。他に某誌に某作品を掲載予定で……って、某ばっかりですね。
 名前を伏せなくていい仕事をひとつ。なんと、狩野俊介シリーズが創元推理文庫で再文庫化されることになりました。現在『月光亭事件』のゲラを校正しているところです。
 今年の中頃には書店に並ぶのではないかと思います。ちなみにカバーは竹岡美穂さんにお願いすることになりました。どうぞお楽しみに。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.04.12

イッセー尾形のこれからの生活2009in名古屋

 毎度お馴染みイッセー尾形の一人芝居を観てきました。
 今回は旧作と新作を織りまぜた構成。ばりばりマルクス主義な組合元委員長が集会の最中に父親の徘徊の報を聞いてうろたえる話とか、今どきのピザ配達の若者が注文主が外出しているので会社に居すわってしまう話とかは、前にも見たことがあります。委員長の話はちょっとストーリーが変わってたかな。
 その後はパーティ三題。同じ衣装のままカツラだけを取り替えて三人の女性を演じました。抽選で東京の豪華なパーティに招かれたミーハーな田舎のおばちゃんの話が秀逸。あの手のパーティにはよく顔を出してるので、あっちこっちに有名人とか有名人に似た人がいる状況ってのがとてもよく想像できます。
 後半に纏められた楽器ネタはウクレレを弾きながらの哲学漫談とチェロを弾く老人、どちらもさすがの出来栄えでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »