神様とその他の変種
劇団ナイロン100℃の公演「神様とその他の変種」を観てきました。
ナイロンの芝居を観るのはこれが初めて。途中休憩を挟んで三時間という長丁場でしたが、全然飽きませんでした。面白かったあ。
不登校の子供を抱える夫婦のところに家庭教師の女性(記憶喪失)がやってくるところから始まって、その不登校児に怪我をさせられた子供の両親とか近所の噂好きの主婦とかお向かいの動物園の飼育係とか刑事とか神様とか、いろいろな人物が入れ代わり立ち代わり現れます。
基本的にはナンセンスコメディーなんですけど、奇妙なシチュエーションの中に奇妙なキャラクターたちが登場して意味が拡散していくような台詞の応酬で物語が進んでいくって感じ。面白いのは前半部で観客に「ああ、こういう話なんだな」と思わせておいて、休憩後の後半部でそれを引っくり返して見せるところ。その他の小ネタの部分でも「アナタが思っている世界は実はアナタが思っている通りではありませんよ」と繰り返し告げられる。そのへんの手際に感心しました。
山内圭哉目当てで観に行ったんですが、他の役者も素晴らしかった。特に犬山イヌコが絶品。水野美紀はすっかり舞台人になりましたね。
ナイロンの芝居を観るのはこれが初めて。途中休憩を挟んで三時間という長丁場でしたが、全然飽きませんでした。面白かったあ。
不登校の子供を抱える夫婦のところに家庭教師の女性(記憶喪失)がやってくるところから始まって、その不登校児に怪我をさせられた子供の両親とか近所の噂好きの主婦とかお向かいの動物園の飼育係とか刑事とか神様とか、いろいろな人物が入れ代わり立ち代わり現れます。
基本的にはナンセンスコメディーなんですけど、奇妙なシチュエーションの中に奇妙なキャラクターたちが登場して意味が拡散していくような台詞の応酬で物語が進んでいくって感じ。面白いのは前半部で観客に「ああ、こういう話なんだな」と思わせておいて、休憩後の後半部でそれを引っくり返して見せるところ。その他の小ネタの部分でも「アナタが思っている世界は実はアナタが思っている通りではありませんよ」と繰り返し告げられる。そのへんの手際に感心しました。
山内圭哉目当てで観に行ったんですが、他の役者も素晴らしかった。特に犬山イヌコが絶品。水野美紀はすっかり舞台人になりましたね。
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