WWE in 武道館
7月7日に武道館でのWWE公演を観に行ってきました。
会場30分前に武道館に到着。すでに開場前は黒山の人だかり。グッズ売場は長蛇の列。僕も20分ほど並んでクリス・ジェリコのTシャツを購入しました。WWEのTシャツ、もう10枚以上持ってるよな。
座席は一階席の前から三列目。悪くはない。
予定時刻どおりに試合開始。第一試合は
最近ヒール(悪玉)からベビー(善玉)に転向して腹筋の美しさに女性ファン急上昇中のジョン・モリソン対誰にでも自己紹介をしてまわるのが売りなドルフ・ジグラー。モリソン君は動きが美しいなあ。試合はモリソン君の勝利。必殺技スターシップ・ペインが見られました。
第二試合は
空中技が武器のエア・ボーンことエヴァン・ボーン対世界最強男マーク・ヘンリー。
エヴァンが持ち前のスピードで翻弄するもマーク・ヘンリーの豪腕には効果がなく、あえなく撃沈されました。
第三試合は女子王者戦
まずは特別レフェリーのマリアが登場。続いて、
挑戦者メリーナと王者ミシェル・マクールが登場。テレビでは大男たちと映ってるので華奢に見えますが、実際に見ると彼女たち、すごい体してます。筋肉とんでもないですね。しかも美しい。ファッションセンスもよろしいなあ。日本の女子レスラーって、あのヒラヒラした水着をなんとかしないかぎり人気でないと思うがなあ。と、それはともかく試合は王者ミシェルが付き人アリシア・フォックスの手助けもあって勝利。タイトルを防衛しました。
第四試合は
自称gold standardのシェルトン・ベンジャミン対身長221cm、体重191kgの大男グレート・カリ。この試合はアマレス出身のシェルトンの巧さが光りましたね。ていうかカリってほとんど突っ立って雄叫びをあげることしかできないキャラなんですが。それでも試合はカリの勝ち。
休憩を挟んでの第五試合はECW王者戦
WWEに復帰後高い人気を誇るクリスチャンと自称全米代表のアメリカ人ジャック・スワガーが王者トミー・ドリーマーに挑む三つ巴戦。一番の若手であるスワガーが意外な勝負巧者ぶりを見せてくれました。結果はトミー・ドリーマーの勝利。
第六試合はセミファイナル
クリス・ジェリコ対レイ・ミステリオのインターコンチネンタル王者戦。
WWEきっての憎まれ役になってもジェリコの人気は高く、彼が登場するとY2J(ベビーだった頃の愛称)コールが起きました。それに対してジェリコはマイクを手に取り「Y2Jは死んだんだ。俺はそれ以上の存在だ。この偽善者どもめ」と観客を罵倒。会場からブーイングを引き出して続いて登場するミステリオへの歓声へと繋ぐ良い仕事をしてました。
試合はまるでPPVを見ているかのような大熱戦。どちらもベテランの巧さを発揮して息をも尽かせない展開でありましたよ。試合途中でジェリコがミステリオのマスクを剥ぎ取り観客をあっと言わせましたが、ミステリオはパンツの中からすかさず替えのマスクを取り出して装着。必殺技619を繰り出して勝利しました。
そしてメイン戦
WWEきっての人気者ジェフ・ハーディ対ヘビー級王者C.M.パンクの一戦。エッジが負傷欠場してなければ、この試合も三つ巴戦になったはずなんだよなあ。
パンクも人気者なんですが、ジェフを倒してベルトを手に入れて以来、観客のブーイングを浴びるようになってしまいました。人気者はいじめちゃ駄目なんだね。でもこの試合ではパンクもジェフ同様声援を受けてましたよ。日本のファンは優しいなあ。試合は一進一退の攻防の末、パンクが辛くも勝利。タイトルを防衛しました。
どの試合も内容が濃くて、楽しめました。観に行ってよかった。
ただ、観客の数が思ったほど多くなかったのが気にかかりました。今回はエッジの欠場以外にもアンダーテイカーやHHHといった超人気スターが来なかったせいもあって、動員が伸び悩んでいたのかな。
でも会場はすごく盛り上がっていたし、観客はみんな楽しんでいました。「ジェリコが客席にいた日本人レスラー高山善廣に絡んだときが一番盛り上がっていたのは問題だ」なんて書いてる内外タイムスの記者は、一体どこを見てたんだろう。あまりに一方的で偏見に満ちた記事でありましたよ。
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