本格ミステリ大賞全選評 2001~2010
本格ミステリ作家クラブ10周年記念企画その3。
第一回から第十回までの本格ミステリ大賞の選評をすべて掲載しています。
当然のことながら僕も選評も入ってます。そうか、自分はこの年この作品を推したのか、と我ながらあらためて思ったり。
巻末には作家が自ら考えるベスト3作品について語るコーナーもあります。僕も含めてだけど、みんな結構変化球を投げてるなあ。
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本格ミステリ作家クラブ10周年記念企画その3。
第一回から第十回までの本格ミステリ大賞の選評をすべて掲載しています。
当然のことながら僕も選評も入ってます。そうか、自分はこの年この作品を推したのか、と我ながらあらためて思ったり。
巻末には作家が自ら考えるベスト3作品について語るコーナーもあります。僕も含めてだけど、みんな結構変化球を投げてるなあ。
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本格ミステリ作家クラブ10周年記念企画その2。
30枚以内の短い短編やリレー小説のオリジナル・アンソロジーです。
僕も書いてます。古い読者の方なら懐かしがってくれるかもしれないキャラが登場します。
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本格ミステリ作家クラブ10周年記念企画のひとつです。
作家が自ら自作の読みどころなどを解説しています。
僕も参加しました。
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9月7日、名鉄ホールで敬愛する後藤“大王”ひろひと作・演出の舞台「スリーベルズ」を観てきました。
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クリスマスが迫る頃、一度も鳴ったことのない三連の鐘を屋根に飾る、今にも潰れそうなスーパーマーケットが中心となって起きる三つの出来事。
詐欺師は超生意気な子供にサンタクロースの存在を信じさせなければならない。
内気なOLは心に溜め込んできた愚痴をキャンディーに変える術を手に入れる。
世界に絶望したストリートミュージシャンは15年間眠り続けてきた男の目覚めに立ち会い、彼に「未来の世界」を見せる。
それぞれの物語が組み合わさりもつれ合って、皆はひとつの小さな奇跡に出会う。
この「小さな奇跡」というのは大王の芝居のモチーフだと思います。「みんな昔はリーだった」も「パコと魔法の絵本」の原作となった「ガマ王子VSザリガニ魔人」も、小さな奇跡が起きる物語でした。
その奇跡がね、本当に素晴らしかった。舞台設定を見た瞬間に「こうなるだろうな」とわかっているようなものなんだけど、いざそのシーンを見せられたら、もう……泣く。
「ウェルメイドプレイ」という言葉があります。洒脱な台詞、巧妙な構成、類型的な登場人物の取り合わせによる、よく出来た芝居という意味。逆に言えば意外性も斬新さもないというので、ネガティブな評価の意味で使われることも多い言葉です。
でも、僕はウェルメイドプレイが好きです。これぞ物語の王道だと思う。
「スリーベルズ」はウェルメイドプレイのお手本のような作品でした。
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